「福」求め、餅つかむ 熊本県内の稲荷神社で初午大祭

多くの参拝客に紅白餅をまく福男、福女たち=12日午前、熊本市西区の高橋稲荷神社(谷川剛)

 2月初めの午[うま]の日に当たる初午の12日、熊本県内の稲荷神社で初午大祭があり、五穀豊穣[ほうじょう]や商売繁盛、家内安全を願う大勢の参拝客でにぎわった。

 熊本市西区の高橋稲荷神社では恒例の「福餅」まきのため、紅白の餅10万個を用意。福男と福女ら約30人が本殿横の高さ13メートルの舞台から餅をまくと、詰めかけた参拝者は「福」をつかもうと手を伸ばしていた。

 家族や親戚と訪れた西里小3年の児童は餅を手に「5月にある運動会のクラス対抗リレーで勝ちたい」と宣言。果樹園を経営する男性(61)=宇城市三角町=は「ミカンやデコポンがおいしく育ってほしい」と願った。

 熊本市中央区の熊本城稲荷神社でも破魔矢や福かきが当たる福引き、餅まきがあった。(石井颯悟)

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