全国的に生産量が少ないかんきつ「いずのはる」初出荷

河津桜が春の始まりを告げる頃に旬を迎えるかんきつ「いずのはる」が2月12日、静岡県河津町で初出荷されました。

「いずのはる」の出荷が始まったのは、河津町見高にあるJAふじ伊豆柑橘第一共選場です。「いずのはる」は食味が優れている品種と香りのさわやかな品種との交配でできた品種で、一般的には「はるひ」と呼ばれています。全国でも生産量が少なく、12日は、40軒の生産農家が収穫した「いずのはる」約3.5トンが箱詰めされ、伊豆東部や京浜地区へ向けて出荷されました。ことしは過去最大の出荷量が見込まれ、糖度が高く、非常に美味しいということです。「いずのはる」の出荷は2月末まで行われます。

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