「助っ人みたいな。日本人じゃねえなって」都並敏史&北澤豪が中田英寿の“凄さ”を熱弁!「自分への甘えは全くない」

元日本代表の都並敏史氏と北澤豪氏が、前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に出演。中田英寿氏について語った。

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都並氏は現役時代にベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)で、当時20歳の中田氏とチームメイトだった。その時点で、かつて日本代表で10番を背負ったラモス瑠偉氏と似たものを感じていたという。

「責任感がものすごい。上手い、下手ではなくて、若いのに平気で監督に戦術のことで進言したりとか。みんなの前で練習するわけではないけど、裏ですごくストイックにやっていたり。

全てがプロの助っ人みたいな感覚で見えた。日本人じゃねえなって。ベルマーレの中では、彼は別ものの意識を持っていた」

同時期に日本代表でともにプレーした北澤氏もうなずく。

「自分への甘えは全くない。考えがないなんてことは、あってはいけないって。『考えてないって何? それは悪だぜ』って言われちゃうからね。お前、何個上だと思っているだよ、みたいな」

年齢に関係なく堂々としていたようだ、15歳年上の都並氏が「後輩だけど緊張する」と言えば、8歳年上の北澤氏も「関係ないもんね。あいつ凄いよ」と同調する。

さらに2人は、ピッチ上での中田氏の凄さも紹介。都並氏は「チームを良くするために、プレーでレベルを上げさせる」と表現。北澤氏は「(ポジションの)ずらし方の理解がすごく高かった。全体の配置を変えるのに、すごく理解を示したタイプだった」と振り返った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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