「非常に悪い気分だ」連覇中のブラジル、まさかのパリ五輪予選で敗退。勝者のアルゼンチンはメッシを招集?「説得するために電話しているだろう」

連覇中の王国が、まさかの予選敗退だ。

ブラジルU-23代表は現地2月11日、パリ五輪の南米予選・決勝ラウンドでアルゼンチンU-23代表と対戦し、0-1で敗戦。この結果、ブラジルは“花の都”への切符を勝ち取れず。

2016年のリオ五輪、2021年の東京五輪で金メダルを手にしているブラジルだが、予選敗退は実に2004年以来。ブラジルサッカー連盟によれば、キャプテンのアンドレイは「非常に悪い気分だ。出場権を獲得するためにあらゆる準備をしてきたのに。残念だが、それは実現しなかった。何とも言えない」と悔しさを滲ませたという。

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一方、宿敵を下して出場権を獲得したアルゼンチンは、本大会で“大物”の招聘を目論んでいるようだ。豪州メディア『FOX SPORTS』は、「現五輪王者がパリ2024出場を逃すショック、メッシのために扉は開かれた」と題した記事で、次のように記す。

「アルゼンチンは今、特別な36歳の選手を説得するために電話をかけていることだろう。2008年のオリンピックで金メダルを獲得したリオネル・メッシを、パリで合流させるために」

現在はMLSのインテル・マイアミに所属する稀代のレフティは、若き代表チームとともに五輪に参戦するのか。今後の動向に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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