5キロ走、運営ミスで無効に 兵庫・姫路城マラソン

2015年2月の「世界遺産姫路城マラソン」=兵庫県姫路市

 世界遺産姫路城マラソン実行委員会は12日までに、11日に開催したマラソン(兵庫県姫路市など主催)の5キロの部で、折り返し地点を示すコーンの設置が遅れ、一部のランナーが折り返せず走ってしまったためレースを無効にしたと発表した。

 エントリーした約800人のランナーに参加費3千円を返金する方針。

 実行委によると、5キロのコースはフルマラソンと重なっていて、フルマラソンのランナーが全員通過してからコーンを設置する予定だったが通過し終わらないうちに、5キロのランナーが折り返し地点に到達したという。

 実行委は「一生懸命練習をされてきた皆さまに心よりおわび申し上げる」とコメントした。

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