2023年の電話de詐欺 前年から減少も架空請求は倍増 県警が注意を呼びかけ

2023年の電話de詐欺 前年から減少も架空請求は倍増 県警が注意を呼びかけ

 2023年1年間に県内で起きた電話de詐欺の被害は前の年と比べて件数・被害額ともに減少しましたが、県警は怪しい電話があれば迷わず通報するよう注意を呼びかけています。

 県警によりますと2023年1年間の電話de詐欺の認知件数は1310件で、前の年と比べて147件減りました。

 また、被害総額は約29億6千万円で、前の年と比べて4億3千万円余り減りました。

 全体の件数と被害額は減少したものの、詐欺の手口として直接現金を受け取らない非対面型ものが増えていて、県警が警戒を強めています。

 特に増えているのはウイルスに感染した携帯電話やパソコンのサポートをする窓口を装って金銭をだまし取る「サポート詐欺」などの架空料金請求詐欺で、前の年から認知件数はほぼ倍増し、被害額も2億5千万円余り増加しています。

 県警は「お金の電話はだましの電話。不審な電話は通報して相談してほしい」と注意を呼びかけています。

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