モウリーニョ氏がドイツ語を勉強中? バイエルン就任に向けた準備か

現在フリーとなっているジョゼ・モウリーニョ氏は、ブンデスリーガで指揮を執る準備をしているようだ。11日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

現在61歳のモウリーニョ氏は、これまでポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムなどを指揮。2度のチャンピオンズリーグ制覇など、数々のタイトルを手にしてきた。

2021年夏からはローマを率いて、2021-22シーズンにはクラブ史上初の欧州タイトルとなるヨーロッパカンファレンスリーグ優勝に導き、昨シーズンはヨーロッパリーグ決勝にも進出した。しかし、今シーズンはリーグ戦で調子が上がらず、今年1月16日に解任となった。

フリーとなっている状況から、モウリーニョ氏にはサウジアラビアのクラブから関心が寄せられているものの、同氏自身は欧州で指揮を執ることを望んでいることが報じられている。

そんななか、今回の報道によると、モウリーニョ氏はドイツ語の勉強を始めたという。すでに6言語を流暢に話せるとされている同氏だが、これまでドイツで指揮を執ったことはなく、新たにブンデスリーガのタイトルを獲得するために本格的にドイツ語を学び始めたことが伝えられている。

なお、新天地候補にはバイエルンが挙げられており、そのバイエルンは10日に行われたブンデスリーガ第21節の首位攻防戦となったレヴァークーゼン戦に0-3で敗れたことで、トーマス・トゥヘル監督への批判の声も大きくなっていることから、近い将来、同監督が解任される可能性も指摘されている。その場合には後任の候補の一人としてモウリーニョ氏が浮上すると見られているが、果たしてモウリーニョ氏がバイエルンを率いることはあるのだろうか。

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