田中恒成「KOできたら一番」 4階級制覇懸け24日王座戦

練習を公開し、ポーズをとるボクシングスーパーフライ級の田中恒成=名古屋市

 世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王座決定戦(24日・両国国技館)で4階級制覇を目指す同級1位の田中恒成(畑中)が12日、名古屋市の所属ジムで練習を公開し「KOできたら一番。中途半端な勝ち方を見せるつもりはない」と勝利に自信を示した。

 対戦する同級2位のクリスチャン・バカセグア(メキシコ)を想定し、ミット打ちでは素早いフットワークから強烈なパンチを放ち、高い音を響かせた。「どんどん出てくる相手をいかに打たせないようにするか」とポイントを挙げた。

 2020年12月に井岡一翔(志成)にプロ初黒星を喫して4階級制覇を阻まれて以来、約3年2カ月ぶりの世界戦となる。

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