椿まつりの準備着々 しめ縄18本を奉納 地元で収穫したもち米のわらを使って編み込み 愛媛

「椿まつり」の開催を前に、愛媛県松山市の伊豫豆比古命神社では、古いしめ縄を新しいものに架け替え、祭りの準備を進めました。

「椿神社」の愛称で親しまれている伊豫豆比古命神社では、毎年、椿まつりにあわせてしめ縄を交換していて、12日は今年の当番を務めた和泉町の氏子およそ50人が参加しました。

しめ縄は、地元で収穫したもち米のわらを使っておよそ1か月半かけて編み込んだということで、お祓いを受けた後、氏子らが新しいしめ縄18本を架け替えました。

このうち、社殿に架けるものが最も大きく、直径およそ15センチ、長さは3.8メートルあり、バランスを確認しながら丁寧に取り付けていました。

和泉町(今年の当番町) 松本章二町内会長
「各町が交代でしめ縄の奉納からおみこしの渡御、そういったことに関わっているんだなということをどこかで知っていただけたら、そしてそういう思いでしめ縄を見ていただけたらと思います」

販売する縁起物など着々と準備が進んでいる椿まつりは、今月16日から3日間の日程で開催され、神社はおよそ45万人の参拝客を見込んでいます。

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