伊藤美誠は「闘志を失うことなく新たな目標を掲げた」　世界1位奪取誓う23歳、中国メディアが再起に注目

卓球女子の伊藤美誠は、パリ五輪選考レースで3位に終わりシングルス出場はならず。さらに、5日に発表された団体戦を見越しての3人目も張本美和が選出され、3大会連続出場を逃すこととなった。

■ファンへ感謝の言葉

伊藤は10日にスタッフの公式X（旧ツイッター）で公開された動画で、怪我にも悩まされた2年の選考レースを「苦しい時間だった」と振り返りつつも、「後半はみなさんのお陰で楽しい選考レースになった」とファンへ感謝の弁を述べている。

そんな伊藤だが、16日から始まる「世界卓球2024 団体戦」のメンバーに選出されており、公開された動画内でも「団体戦で日本を盛り上げたい」と意気込んでいる。

伊藤には中国からも関心が寄せられ、『捜狐』は「注目すべきは伊藤美誠がパリ五輪出場を逃したにも関わらず、闘志を失うことなく新たな目標を掲げたこと」と世界ランク1位を目標に新たなスタートを切ったことにスポットを当てる。

さらに、「釜山では世界卓球が始まり、伊藤美誠の目標は団体戦での金メダル獲得」と、目前に迫った世界卓球での優勝に期待を寄せている。

新たなスタートを切った伊藤。これから迎える世界卓球は、23歳の再起をかけた舞台となるのか。

（Y.Imoto／SPREAD編集部）