ローマ解任のモウリーニョ、バイエルン行きを希望?「ドイツ語を勉強している。準備万端」と現地報道。4大リーグでは唯一未踏

ローマでクビを切られたスペシャル・ワンは、すでに再就職に向けて具体的に動き出しているようだ。

ジョゼ・モウリーニョは、2021-22シーズにローマの監督に就任。すると、1年目にヨーロッパカンファレンスリーグで優勝し、2008年のコッパ・イタリア以来となるタイトルをもたらし、昨季もヨーロッパリーグ制覇まであと一歩の準優勝に導いた。

だが一方で、セリエAでは2年連続で6位に留まり、今季もパウロ・ディバラやロメル・ルカクらビッグネームを擁しながら、中位から抜け出せず。この状況にしびれを切らしたクラブが、1月16日に退任を発表した。事実上の解任だ。

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フリーとなった61歳のポルトガル人指揮官は、この先どこに向かうのか。世界中で注目を集めるなか、ドイツ大手紙『Bild』が2月11日付けで「モウリーニョがバイエルン行きを希望」と題した記事を掲載。情報収集に長けた自社の記者、クリスティアン・ファルク氏の次のような発言を取り上げている。

「彼はドイツ語を勉強していると聞いている。彼は過去にもそのポストを考慮に入れている。準備万端だろう」

モウリーニョは今までに母国のポルトガルをはじめ、イングランド、イタリア、スペインで指揮。欧州4大リーグでは唯一未踏のドイツに赴くこととなるのか。語学堪能で知られるだけに、ドイツ語の習得にはそれほど時間は掛からなそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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