イトーヨーカドー道内撤退 買い物客から惜しむ声

総合スーパーのイトーヨーカ堂が道内からの撤退と一部店舗の事業譲渡を発表したことを受け、慣れ親しんだ買い物客からは惜しむ声が上がっています。

イトーヨーカドーは現在、道内に6店舗あります。発表などによると、店舗の営業を終えた上で、札幌市内の屯田店と琴似店は食品スーパー「ロピア」などを運営する
OICグループ(本社・神奈川県川崎市)に、アリオ札幌店の食品売り場は食品スーパー「ダイイチ」(本社・帯広市)に事業譲渡します。福住店は譲渡に向けて交渉を続けています。道内のイトーヨーカドーの店舗をめぐっては北見店と帯広店の閉店が既に明らかになっていて、道内からは全店舗が姿を消すことになります。

長年利用している客は「(イトーヨーカドーに)来ると品物がそろっていて1カ所で買い物が済む」「街中まで行かないと総合店がない。(ロピアが)入ってくれると(店が)残ってくれるのは良いが形態がどのようになるのか(気になります)」などと話し閉店を惜しんでいました。

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