市町村が消防活動の主体となる自治体消防制度が今年度、発足75周年を迎え、岡山市北区で記念大会が開かれました。
記念大会は消防職員や消防団員に使命の重要性を再認識してもらおうと岡山県などが行ったものです。約700人が参加し、消防の発展に功績のあった7団体と532人が表彰を受けました。そして、地域防災力の充実強化に向けて大会宣言が採択されました。
(岡山県消防協会 永井秀一代表理事)「なかなか最近消防団員を確保するという難しい面があるんですが、力を合わせて安全安心な岡山を目指してやっていきたいという思いです」
県によりますと、自治体消防に欠かせない消防団員の数は高齢化の影響で近年は年に700人のペースで減少しているということで今後、啓発などを通じて確保に努めたいとしています。