県立牧野植物園の来園者が今年度40万人突破【高知】

今年度、高知市の県立牧野植物園を訪れた人が11日、40万人を突破しました。

今年度、県立牧野植物園の40万人目の来園者は、愛媛県今治市から来た渡部克人さん家族です。

記念のセレモニーでは植物園の川村雅計副園長から記念の花束や園のオリジナルグッズが手渡されました。

高知には何度も遊びに来ているそうですが、牧野植物園を訪れたのは今回が初めてだということです。

長女の咲希さんが持ってきたのは自ら作ったというメモ帳。園内で見たい花や植物園の情報をまとめるなど今回の来園を楽しみにしていたということです。

1958年に開園した牧野植物園。園によりますと、年度別の来園者数は去年9月、過去最多だった昨年度の21万4304人を超え、去年10月にははじめて30万人を突破。そして、きのう大台の40万人を超えました。

園によりますと、県内の県立施設の年間入館者数は、2010年に記録した坂本龍馬記念館の44万2400人あまりが過去最多だということです。

牧野植物園では来月3日までラン展を開催中で、今後さらに来園者の増加が期待されます。

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