強化指定選手の研修会 スピードに特化したトレーニング

様々な競技の強化指定選手となっている県内の中学生と高校生の研修会が秋田市で開かれました。選手たちはスピードに特化したトレーニングを学びました。

秋田県スポーツ協会は将来の活躍が期待される選手を強化指定選手と位置づけ研修会を開いています。午前の研修会には球技・格闘技・陸上・水泳など全県から17競技の強化指定選手となっている中学1、2年生76人が参加しました。これまでの分析結果からスピード不足という課題を抱える選手が多いことがわかっていて、12日は埼玉からスポーツのスピードアップを専門に指導する講師を招きました。

スポーツのスピードは陸上や水泳のような純粋な速さに加えて、動作の切り返しの敏捷性、それに止まった状態から動き始める素早さに区別され、競技やプレーによって求められるスピードが異なります。トレーニングでは、体を大きく使いながら速さを意識して、かつ反復することでスピードアップを図るよう指導を受けました。秋田県スポーツ協会は「こうしたトレーニングは継続することで、自分の土台になるのでそれぞれの、チームや部活に持ち帰って実践して欲しい」と話しています。

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