幻想的な運河の光景「小樽雪あかりの路」 10万本の“ろうそく”が街並みを照らす…“コロナ禍”から完全復活 海外からのボランティアの姿も

日暮れとともにろうそくに灯るあかり。

運河会場

北海道小樽市で行われている「小樽雪あかりの路」メイン会場の運河会場です。水面や散策路を優しく照らします。

手宮線会場

幻想的な光景が広がるのは運河だけではありません。小樽市内の施設や商店街など約30か所で、期間中約10万本のろうそくが街並みを照らし出します。かつてメイン会場だった手宮線会場。2023年はコロナ禍で規模が縮小されましたが2024年は完全復活しました。1999年に始まったこのイベントの原点ともいえる場所で、約500mの線路跡地にあかりが灯ります。

あかりをともすボランティア

コンセプトは、「手作り」と「参加型」です。「みんなで一緒にこの祭りを作る姿が本当に感動」(韓国からのボランティア)小樽市民はもちろん、韓国や台湾など海外のボランティアが参加し運営されています。あかりが消えたろうそくに再び火をともすなど、地道な作業を繰り返します。大勢のボランティアがイベントの縁の下を支えています。

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