春節連休に日本旅行した台湾人が「全然海外旅行した気にならない」理由―台湾メディア

12日、台湾メディア・聯合新聞網は、春節の大型連休を利用して日本を訪れた台湾人ネットユーザーによる「ちっとも外国に来た気がしない」という書き込みが議論を呼んだと報じた。写真は京都。

2024年2月12日、台湾メディア・聯合新聞網は、春節(旧正月)の大型連休を利用して日本を訪れた台湾人ネットユーザーによる「ちっとも外国に来た気がしない」という書き込みが、ネット上で議論を呼んだと報じた。

記事は、台湾では今年の春節が7連休となり、多くの人がこの機会を利用して海外旅行を楽しんでいるとした上で、旧暦の大みそかに当たる9日に日本への5日間の旅行に出発したネットユーザーが、台湾のネット掲示板PTTに「日本のどこに行っても台湾の言葉が聞こえてくる」と題したスレッドを立ち上げたと紹介。スレッドには「どこに行っても台湾人の声が聞こえる。まさかこんなにたくさんの台湾人が日本を旅行しているとは思わなかった。はっきり言って外国に来た感じがまるでしない。これって正常なことなんだろうか」と書き込まれたと伝えた。

そして、スレ主の感嘆と疑問に対して他のネットユーザーが次々反応し、「だから自分は3月になってから日本に行く」「本当にそう。一家で日本に行って年越しするのが流行してる」「もはや日本は国内旅行」「ドン・キホーテに行ったら台湾人だらけで日本語が一切聞こえなかった」と共感コメントを残したことを紹介した。

また、「海外旅行と思えない」ほど台湾人が集中して日本を訪れる背景には国内旅行のコストが高い上、質が低いからだとするネットユーザーも複数見られ、「国内旅行は大金持ち向けだから、庶民は海外で年越しせざるを得ない」「国内旅行はボッタクリに遭いに行くようなもの」「国内旅行がどれだけひどいか」といった感想が寄せられたとした。(翻訳・編集/川尻)

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