明朝の名宰相を描く大型ドラマ「風禾尽起張居正」、主演候補にフー・ゴーやシャオ・ジャン

間もなくクランクインと報じられる最新の中国時代劇ドラマ「風禾尽起張居正」では、フー・ゴー(胡歌)をはじめ複数の俳優が候補者として注目を浴びている。

全40話構成の「風禾尽起張居正」は、明朝の名宰相として有名な張居正(ちょう・きょせい)が主人公の作品。2005年、中国長編小説のジャンルで最高の文学賞「茅盾文学賞」を受賞した「張居正」を映像化するもので、昨年6月には「諸葛亮伝」など3作品と並ぶ大型時代劇ドラマとして制作が明らかに。また同時に第一弾のティザービジュアルも公開されている。

「風禾尽起張居正」については、人気俳優のフー・ゴーが主演し、青年時代をウー・レイ(呉磊)が演じるのではないかと報じられていたが、最近ではフー・ゴーのほかに、チュー・イーロン(朱一龍)やチョン・イー(成毅)、さらにシャオ・ジャン(肖戦)の名前も候補として報じられている。

張居正は万暦(ばんれき)帝の時代、財政再建や行政整理、治水や異民族対策などを行った能吏だが、強引な政策によって政敵も多く、死後に起こった世の中の混乱でも知られる。重厚なイメージを与える歴史上の人物だけに、ドラマ化については人選にも関心が集まっている。(Mathilda)

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