旧正月は1人15分以内に出入境

香港は昨年から全面的な出入境を再開し、世界中からの観光客が香港への訪問を再開した。2月9日付香港各紙によると、入境処の郭俊峯・処長は8日、香港の昨年の出入境者数は約2億1000万人、通年の来港者数は約3400万人を記録したと発表した。出入境社数は2019年の新型コロナ流行前の70%まで戻っており、入境処がゲートキーパーの役割を果たし「国家の南の門を守っている」と述べた。郭処長は、旧正月シーズンは再び出入境のピークが訪れると述べ、入境処は人員をさらに300人増員して人の流れを緩和し、香港住民は15分以内に出入境できることを目指すという。

郭処長は過去1年間の入境処の業務を振り返り、昨年入境した中国本土からの観光客の数は2676万人、その他の観光客の数は約724万人だったと述べた。旧正月シーズンの出入境者数は750万人を超え、そのうち陸路経由の出入境者数は約600万人で、ピークは旧正月2日目と4日目になると予想。2日目は約46万人、4日目は約60万人が出入境するとみている。

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