イスラエル大統領とパレスチナ首相、ミュンヘン安全保障会議に出席へ

Sarah Marsh Andreas Rinke

[ベルリン 12日 ロイター] - イスラエルのヘルツォグ大統領とパレスチナ自治政府のシュタイエ首相がドイツのミュンヘンで今週16─18日に開催されるミュンヘン安全保障会議に出席する。クリストフ・ホイスゲン議長が12日述べた。両氏が直接会談するかは不明。

ホイスゲン議長によると、イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦争、ロシアのウクライナ侵攻、「アフリカの角(つの)」と呼ばれるアフリカ東部地域での紛争がミュンヘン安全保障会議の大半を占めるという。

また北大西洋条約機構(NATO)や欧州における将来的な防衛に関しても大きなトピックになるとした。

国連のグテレス事務総長のほか、ブリンケン米国務長官、ハリス米副大統領、中国の王毅外相、ショルツ独首相、欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長などが出席する。

これに合わせて、主要7カ国(G7)外相会合も開催される。

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