なぜ、何のためにするの?心が伝わる「あいさつ」の仕方

おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。

マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。

今週のテーマ:心が伝わる「あいさつ」の仕方

小さな頃から、親や学校の先生に「元気よくあいさつをしましょう」と言われてきたと思います。さて、大人になった今、印象の良いあいさつができていますか?

もうすぐ春の新生活シーズン。今回は「あいさつのしかた」を振り返ってみましょう。

あいさつに込められたメッセージって?

「おはようございます」「おつかれさまです」…など、どうして私たちはあいさつをするのでしょうか。

あいさつをする時、または、したくない時について考えてみるとわかりやすいとおもいます。

あいさつには

  • あなたの存在を確認しましたよ
  • 私はここにいますよ
  • 私はあなたとコミュニケーションをとる準備ができていますよ

と、相手の存在を認め、相手に対して心を開いている、というメッセージが込められています。このような理由から、「あいさつはコミュニケーションの第一歩」と言われるんですね。

つまり、あいさつを丁寧に行うことで、心の在り方や、お相手への敬意を表すことができます。

お辞儀には2種類ある

同時礼

ことばと動作を同時に行う、略式のお辞儀。日常のあいさつに使います。

言葉を発しながらお辞儀をするため聞き取りにくく、また、地面に向かってあいさつをしているようだという意味でも、後述の分離礼の方が丁寧ですが、お相手や状況に合わせてください。

分離礼

ことばと動作を分けて行う、正式なお辞儀。

語先後礼(ごせんごれい)や、先言語礼(せんげんごれい)とも言われます。「お辞儀」と「ことば」を分けて行うことで、丁寧さや心の余裕、お相手を想う気持ちが増します。

印象の良いあいさつの仕方

  • お相手の目を見る(謝罪以外は笑顔で)
  • 「おはようございます」などの言葉(明るく元気に)
  • お辞儀(心を込めて)
  • 上体を起こす
  • お相手の目を見る(謝罪以外は笑顔で)

同時礼・分離礼、場合によっては言葉だけの時もあるでしょう。どのような場合でも、笑顔で目を見て、挨拶をすることが大切です。

まずは形を整える、それを続けることで心を耕すことができ、普段の行動に繋がっていきます。ぜひ、印象の良いあいさつを続けてみてくださいね!(ご家族にも、ですよ!)

それでは、また次回!Have a ごきげん day!

☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!

© アイランド株式会社