NY株反発、最高値更新 125ドル高、軟着陸期待で

米ニューヨークのウォール街の標識(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】週明け12日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前週末比125.69ドル高の3万8797.38ドルと終値の最高値を2営業日ぶりに更新した。物価高を抑えながら深刻な景気後退を避けられる経済のソフトランディング(軟着陸)への期待から買い注文が優勢となり、取引時間中の最高値も付けた。

 最近発表された経済指標が米景気の底堅さを示したことが好感された。企業の決算発表で好業績が相次いだことも投資家心理を下支えした。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は5営業日ぶりに反落し、48.11ポイント安の1万5942.55。

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