ダルビッシュが佐々木朗希を勧誘!? パドレスTシャツ着用写真に専門メディアも反応!!「時期が来たら狙うのが賢明」と主張

今月5日、千葉ロッテマリーンズの公式SNSに、サンディエゴ・パドレスのシャツを着た佐々木朗希の写真が掲載され、話題となっている。

石垣島で行なわれている春季キャンプで、チームメートと過ごすオフの一コマという何気ない写真であるものの、これに米国内メディアが早速、反応。佐々木とパドレスの関係を探る内容の記事などが複数メディアから配信されている。キャンプイン直前まで、ポスティングでの米球界移籍をめぐる憶測が流れていた22歳が再び、トピックを提供する格好となった。

2月10日にはパドレス専門サイト『Friars On Base』でもこの写真の件を取り上げており、「ダルビッシュが次の日本人スターを勧誘か?」と銘打ったトピックを掲載。佐々木獲得に、ダルビッシュ有が「奔走している」などと報じた。

その中では佐々木について、「今年はメジャーリーグ入りを果たせなかったが、遅かれ早かれ千葉ロッテマリーンズからポスティングされることを望んでいると明言している」と将来の米球界移籍が濃厚であると指摘。

その上で同メディアは、「おそらく、ササキが友人たちと遊んでいるときにパドレスのTシャツを着ていたという事実は何の意味も持たないだろう」と話題となった写真に言及。続けて「大多数のフリーエージェントと同様に、どんな契約でも金銭面が最も重要な原動力となるはずだ。パドレスの財政状況を考えると、入札に参加する気があるのかどうかは非常に不透明だ」と説いている。

一方で、「しかし、ダルビッシュがまだ勧誘を続けようとしていることは確かだ」としながら、「日本での知名度を考えれば、ササキがパドレスにもたらすであろうマーケティング・ドルに加え、サンディエゴは先発ローテーションの長期的な解決策を見つける必要がある」と主張。

また、将来の佐々木のポスティング移籍を見通し、ロサンゼルス・ドジャースと12年総額3億2500万ドル(約463億円)の契約を結んだ山本由伸と比較しており、「ヤマモトがドジャースから得た以上のものを得る可能性があることを考えると、サンディエゴがそれだけのお金を使うことは簡単ではないだろう」と論じながら、「しかし、ササキのような若い第一線の才能にとって、パドレスはダルビッシュの勧誘の努力を利用し、時期が来たら彼を狙うのが賢明だろう」と綴っている。

もちろん、ダルビッシュの勧誘が実際に行なわれているかは定かではない。しかし、一枚の写真により、専門メディアの若き怪物右腕の獲得への思いが一気に熱を帯びたことも間違いないようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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