ハワイのモチーフがふんだんに使われたキュートなデザイン!DesignJord

カイルア在住のイラストレーター、ジョーダン・アレス(Jordann Ares)さん。自身の名前が入ったブランド、デザイン・ジョード(Design Jord)は、アートプリントからステーショナリー、トートやポーチなどのファッション雑貨、パーティーに活躍するバルーンやカップケーキトッパー、ギフトタグなど、様々なアイテムにジョーダンさんのキュートなデザインがプリントされています。

子供時代から絵を描くのが好きだったジョーダンさんは、コオラウ山脈やワイマナロ、カイルアビーチに囲まれて育ち、この美しい景色やハワイアンカルチャーから多くのインスピレーションを受けています。特に、ハワイの植物や幼い頃に食べた地元産のスナック菓子、ハワイ語を使ったローカルの言い回しなど、ノスタルジックなものをジョーダンさんらしく描いています。

ブランドを立ち上げたのは2018年。ハワイで見たことのないようなユニークな新商品を作ってみたいと、友人と一緒にクラフトフェアに参加することを決めたのがきっかけでした。楽しみながらも多くのチャレンジに見舞われ、ビジネスとして本格的に動き出すのに1年の月日を費やしました。そこからは、ジョーダンさん本人も驚くほどスムーズに成長を遂げていったのです。

「私のブランドは、楽しくモダンな方法でハワイの文化にスポットを当てることにフォーカスしています。ハワイのライフスタイルや文化を楽しめて、そして何よりも人々をハッピーにできるようなモノづくりを心がけています」とジョーダンさん。

ジョーダンさんのアイテムの多くは、家族や友人、大切な人のためにギフトやお祝いとして使えることも特徴的です。

「デザインをするときに、『ギフト対応できる』ことをいつも頭に入れて制作しています」

確かにハワイでは、様々なオケージョンでギフトを渡す習慣、近所付き合いの中での物々交換、特に何もなくてもギフトを与えあう、そんな素敵な習慣が生活の中にあると感じます。ジョーダンさんのビジネスのアイディアは、まさにハワイだからこそ生まれたのかもしれません

そんなジョーダンさんのアートはカラフルながらも温かみのあるデザイン。特にハワイに生息している花や植物に興味があり、普段の生活で見つけた植物を写真に撮って、デザインアイディアのためのアーカイブとして保存しておくのだとか。

© ハワイ州観光局