妻が描いたイラストにホッコリ カビゴンとの比較に猫は「ガッカリ」!?

猫の飼育費用についてもご紹介

ママさんが描いたイラストにガッカリするかのような、猫ちゃんの姿がX(旧Twitter)で注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@kagisuzu0531」さん。

当ポストには2024年2月4日時点で580件を超えるいいねが集まり「なんか顔が『ぼくこんなに大きくないもん』みたいになってる」「それってつまりぼくがデカいって事……!?」といったコメントが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、猫の飼育費用についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

ママさんが描いたかわいいイラスト、猫ちゃんとカビゴンの対比に…

「妻が描いた絵を見せてくれたんですけど カビゴンとすずくんのデカさが一緒なの 可愛すぎた」というコメントとともに投稿されたのは、二枚の写真でした。

一枚目の写真には、ママさんが描いたかわいらしいタッチのイラストが写っています。右上には、ポケットモンスターに登場する「カビゴン」の姿がありました。

カビゴンといえば、大きなフォルムと圧倒的な存在感が印象深いキャラクター。そんなカビゴンの隣には、同等のサイズ感で描かれた猫ちゃんの姿もあります。

カビゴンの隣に、同等のサイズ感で描かれた猫ちゃんがコチラ。

投稿に添えられた二枚目の写真には、イラストのモデルである飼い猫「すず」くんが写っています。もっふりとした茶トラの被毛ともちもちボディが愛らしい、温厚な男の子。

そんなすずくんの表情はどこか不満げな印象で「スンッ」としています。「ぼくはカビゴンと同じ大きさ……!?」なんてセリフが聞こえそうで、思わず笑みがこぼれてしまいますね。

猫の飼育費用事情:おやつ代にかける費用が上昇

ペットのおやつ代にかける費用は年々上昇しています。

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます。

「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。
※数値は毎月の支出額平均

獣医にかかる医療費

  • 2018年:2412円
  • 2019年:3016円
  • 2020年:2918円
  • 2021年:3367円
  • 2022年:2392円
  • 2023年:3400円

猫の保険

  • 2018年:1729円
  • 2019年:2349円
  • 2020年:1758円
  • 2021年:2731円
  • 2022年:2069円
  • 2023年:1988円

市販の猫主食用キャットフード

  • 2018年:2599円
  • 2019年:2745円
  • 2020年:2673円
  • 2021年:2978円
  • 2022年:2877円
  • 2023年:2988円

市販の猫おやつ用キャットフード

  • 2018年:1092円
  • 2019年:1303円
  • 2020年:1241円
  • 2021年:1346円
  • 2022年:1356円
  • 2023年:1562円

上記データを見ると、2018年から2023年の6年間で「猫主食用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」は約15%の増加、「猫おやつ用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」については約43%も増加したことがわかります。

アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに

同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。

「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 32.6%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
  • 2位 22.8%:世話をするのにお金がかかるから
  • 3位 21.5%:別れがつらいから
  • 4位 21.3%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
  • 5位 18.1%:十分に世話ができないから

上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。

猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?

同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 47.4%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 2位 27.8%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 3位 15.1%:愛情をかけて世話をする対象が欲しかったから
  • 4位 15.0%:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから
  • 5位 14.3%:話し相手や遊び相手として欲しかったから

これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が47.4%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。

様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。

家族のほほえましい一コマにたくさんのコメント

すずくんとご夫婦のほほえましいワンシーンは、Xで大勢の心を癒したようです。

ポストには「それってボクが大きいってコト……!?」とすずくんのセリフ風コメントや、「ママさんのイラストかわいい」などの感想が多数寄せられました。

「それってボクが大きいってコト……!?」

ちなみに現在、減量を頑張っているところだというすずくん。「ご飯を減らした直後に圧力をかける姿」もかわいいと話題になりました。運動やおもちゃ遊びが大好きという一面があり、Xでは愛らしい姿がたびたび反響を呼んでいます。

@kagisuzuさんは、今回ご紹介した写真のほかにも、YouTubeやInstagram、TikTokで愛猫の写真を紹介していらっしゃいます。気になる方はご覧になってはいかがでしょうか。

妻が描いた絵を見せてくれたんですけど
カビゴンとすずくんのデカさが一緒なの
可愛すぎた pic.twitter.com/7kGd4uEypI

— すずつむふう (@kagisuzu0531) February 2, 2024

深夜になるとすっかり「甘えん坊」に

――出会いのエピソードを教えてください。

すずくんは、妻の知り合いの家の庭で生まれた子猫です。子猫を探していたときに連絡をいただいて見に行ったところ、元気いっぱいはしゃぐすずくんに一目惚れして、家族になりました。

ちなみにメスだと思って連れてきたところ、後々調べたらオスだったので驚きました。

――普段はどのような子ですか?

すずくんはおっとりとマイペースな感じですが、かなり臆病な性格でもあります。人が多いと、ひとりで隅っこや2階に行って寝ています。

しかし、人がいない深夜になると甘えん坊になってしまいます。なでなでを要求してきたり、膝の上にのってきたりします。

大きいのでよく「運動嫌い」といわれますが、そんなこともなくて、おもちゃやぬいぐるみを追いかけまわしてよく遊ぶ、動けるタイプです。

――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?

これと言って特異なことができるわけではないので、珍しい癖はとくにないですね。逆に言えば、理想の「猫像」を体現しているような存在だと思っています。

――自慢のポイントは何ですか?

大きなボディとかぎしっぽも魅力的ですが、私個人的には、まん丸としたお目目と表情の豊かさがポイントだと思います。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

参考資料

  • @kagisuzu0531
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」

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