ブラー、ロンドンのスタジアム公演とそのドキュメンタリーを映像化

ブラーが、2023年の再結成を描いたコンサート映像とドキュメンタリーの両方をリリースする。8年ぶりのアルバム『ザ・バラード・オブ・ダーレン』と昨年ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われた2日間の公演を含むツアーのために再結成された同バンド、ファンはその瞬間を追体験することになりそうだ。

スクリーン・デイリーによると、販売・配給会社のアルティテュードはこの2タイトルをヨーロッパ・フィルム・マーケット(EFM)の対象作品に追加、今年後半にイギリスとアイルランドで劇場公開予定で、長編ドキュメンタリーが最初に公開、コンサート映画『ブラー:ライブ・アット・ウェンブリー・スタジアム』がそれに続くという。

シングル曲『セント・チャールズ・スクエア』のプロモやリアム・ギャラガー、フォールズ、オリヴィア・ロドリゴらのコンサートフィルムを手がけたトビー・Lが監督を務めていて、フロントマンのデーモン・アルバーンが再びブラーを「終わらせる」時が来たと宣言した数週間後に今回のリリースが発表された。

ファー・アウト誌が翻訳したフランスの文化情報誌レザンロックプティブル誌のインタビューでデーモンはこう語っていた。「このキャンペーンを終わらせる時が来た」「僕には荷が重すぎた。またブラーの曲を演奏し、メンバーと時間を過ごしアルバム制作をやったのは良かったし、すごく光栄なことだった」「もう二度とやらないとは言っていないし、素晴らしい成功だった。でも過去にこだわっているつもりはないよ」

© BANG Media International