ウッズが10カ月ぶりツアー復帰 「昇格大会」3戦目に松山英樹が参戦

10カ月ぶりのツアー復帰になるタイガー・ウッズ※撮影は昨年11月

◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 事前情報◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7,322yd(パー71)

10カ月ぶりに、タイガー・ウッズがツアー競技に戻ってくる。PGAツアー最多タイ82勝を誇る48歳が、自身がホストを務める大会で昨年4月「マスターズ」以来のツアー参戦を果たす。2021年2月の自動車事故以降、出場試合数は22年、23年はそれぞれ3試合だけだった。

ジェネシス招待には45位だった昨年に続く16度目の出場だが未勝利。今季はシグニチャーイベント(昇格大会)の3戦目として行われ、フィールドは昨季のフェデックスカップランキング(FR)上位50人、直近の今季ランキング上位者ら計80人に絞られる。

同じシグニチャーイベントの1月「ザ・セントリー」、2月「AT&Tペブルビーチプロアマ」とは異なり、今大会は予選カット有り。優勝者のフェデックスカップポイントは700pt、賞金総額は2000万ドル(約29億6320万円)となっている。

前年大会は首位から出たジョン・ラーム(スペイン)が通算17アンダーで逃げ切り優勝を決めた。そのラームは昨年12月に「LIVゴルフ」に移籍。前年のホアキン・ニーマン(チリ)同様、ディフェンディングチャンピオンが不在となる。

日本勢は松山英樹が参戦する。今大会には過去9度出場し、トップ10が3度で最高位は15年の4位タイ(当時はノーザントラストオープン)。予選落ちは前年を含む3度。

前週優勝のニック・テイラー、世界ランク1位スコッティ・シェフラー、2位ロリー・マキロイ(北アイルランド)、4位ビクトル・ホブラン(ノルウェー)、5位ザンダー・シャウフェレらトップランカーがフィールド入り。ウッズとともに、トップランカーが大会を盛り上げる。

<主な出場予定選手>
スコッティ・シェフラー、ロリー・マキロイ、ビクトル・ホブラン、ザンダー・シャウフェレ、ウィンダム・クラーク、パトリック・カントレー、マックス・ホマ、マシュー・フィッツパトリック、ブライアン・ハーマン、松山英樹、ニック・テイラー、タイガー・ウッズ

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