中国観光研究院（文化・観光部データセンター）がこのほど発表した報告書「2023年中国観光経済運営分析と2024年発展予測」によると、総合的な研究考察を経て、2024年には通年で国内観光客数が延べ60億人、出入境者の合計が延べ2億6000万人を超える見込みだ。新華社が伝えた。
同報告書は、「2023年には、観光市場と観光産業チェーンが目に見えて回復し、全国の国内観光客数と国内観光収入は前年同期の2倍以上になり、2019年の8割以上の水準まで戻った。出入境した観光客は合わせて延べ1億9000万人を超え、前年の3．8倍以上になった」と伝えた。
同研究院課題チームの試算では、23年の各四半期には住民の外出・旅行意欲が90％以上の水準を保った。23年の全国観光客満足度総合指数は80．04で「満足した」レベルに達し、19年の満足度に比べると基本的に横ばいだったという。（提供/人民網日本語版・編集/KS）
