ドジャース・大谷翔平が屋外で打撃練習 21スイングで柵越え10発

日本時間2月13日、大谷翔平(ドジャース)は自身2度目となる右ひじの手術を受けてから初めて、フィールド上で打撃練習を行った。「いい感じでしたし、結構強く振れていたので、打球自体も良かったと思います」と大谷。先週、3月20日の韓国開幕戦について「間に合うと思う」と話していたが、韓国開幕戦の出場に向けて改めて手応えを感じたようだ。MLB公式サイトでドジャースを担当するフアン・トリビオ記者は、打撃練習の様子を大谷のコメントも交えながらリポートしている。

大谷はチームメイトや球団幹部など、多くの注目を集めながら打撃練習に臨んだ。実際の打席を想定しながらチームスタッフのJ・T・ワトキンス(元マイナーリーガー)の球を打ち、1ラウンド目の2球目をホームラン。2ラウンドの打撃練習を終え、全21スイングで柵越え10発を記録した。

「軽めにいこうかなと思ってましたけど、思ったより振れていたので、スケジュール通り、内容自体はいいんじゃないかなと思うので、(開幕戦出場は)このまま順調にいけば、というところかなと思います」と大谷。わき腹の状態については「中でも外でも比較的、気になることなく振れているので、全く問題ないと思います」と語り、韓国開幕戦の出場に向けて順調に調整が進んでいることを印象づけた。

ドジャースは日本時間2月14日から実戦形式の打撃練習を開始する予定だが、今後の数日間で大谷が参加する可能性は低いとみられる。「たぶん(毎日は外で)打たないと思いますけど、キャンプ中は比較的多めに打つとは思います。基本的に外でやるのは強度の確認がメインなので」と大谷。「外で打つときは強度、体の確認がメインですし、中で打つときは自分でチェックポイントを探しながら」と語り、目的に応じて使い分けていく方針を示した。

打撃練習を見守っていたロバート・バンスコヨック打撃コーチは「彼は素晴らしいよ」と絶賛。「動きがいい。動きが速い。打球が遠くまで飛んでいる。彼は爆発力がある。私が見た限りでは、彼は傑出しているね」と話した。

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