刑法犯の認知件数、21年ぶり増加 前年比1343件増 増加の8割は「窃盗犯」=静岡県警

2023年、静岡県内で起きた刑法犯の認知件数は1万5612件で、前の年より1343件増え、21年ぶりに増加に転じたことが分かりました。

【動画】刑法犯の認知件数、21年ぶり増加 前年比1343件増 増加の8割は「窃盗犯」=静岡県警

静岡県警によりますと、2023年1年間に県内で起きた刑法犯の認知件数は1万5612件で、前の年に比べて1343件(9.4%)増えました。刑法犯の認知件数が前の年を上回るのは、2002年以来、21年ぶりです。

増加した認知件数のうち、約8割を「窃盗犯」が占め、自転車などの乗り物盗や万引きなどが増加したということです。

また、刑法犯の検挙件数は7454件と、前の年と比べ358件(5.0%)増えました。

刑法犯罪の件数の増加について県警は、新型コロナが『5類』に移行し、人の動きが増えたことが背景にあると分析しています。

© 静岡放送株式会社