劇団ひとり 「いちかばちかでお願いした」クイズに答える鈴木保奈美の姿にシビれて、思い切った相談を持ちかける

芸能生活30周年を迎えたお笑い芸人の劇団ひとりが12日放送の『しゃべくり007』に出演。サプライズでかけつけた俳優の鈴木保奈美の祝福に感激した様子をみせ、自身の作品に出演をオファーしたきっかけを語った。

芸人としてだけでなく、監督や脚本家としても活躍するひとり。2021年にメガホンを取った『浅草キッド』は大ヒットを記録。『アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード』では最優秀作品賞を受賞した。

当時、大泉洋演じる個性的なキャラクター・深見千三郎の奥さん役を探し、苦労していたひとりは自身が番組MCを務める日本テレビ系『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』で鈴木と共演。クイズに答える鈴木に対して「立ち姿が凛(りん)とした感じが、この人だったら深見師匠(大泉)と対等に渡り合える」と感じたひとりは「いちかばちかでお願いした」のだという。鈴木は、オファーに対し「クイズ番組でスカウトされた!クイズ出て良かった」と快諾。
撮影現場でのひとり“監督”の印象を聞かれた鈴木は「ものスゴくかっこいい」とコメント。「監督の思う撮りたい映像とか、イメージの麻里さん(鈴木の役名)がいるので、余計なことをすると“それはいりません”って」と、信念を持って監督業に取り組んでいたひとりの様子を語った。

一方のひとりも、鈴木の俳優としてのストイックな一面を紹介。ある日、夫役の大泉が出演するシーンを撮影していると、クランクイン前の鈴木が現れ「“今日出番じゃないですよ?”って言ったら“いや、自分の旦那がどんな仕事をしているか見たい”って1日中ご覧になってた」と役作りに対する鈴木の真摯(しんし)な姿を明かした。

最後にくりぃむしちゅーの上田晋也から、鈴木へのお礼の言葉を促されたひとりは「こんなことを言うのもなんですけど、おばあちゃんになるのが楽しみ。背中曲がったおばあちゃんの時に、鈴木保奈美さんが(どんな)芝居をするのか楽しみですね」とコメント。この発言に鈴木は「こんなこと言う人いない。もうわしづかみです」と感激した様子だった。

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写真提供:(C)日テレ

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