大沢たかお、「沈黙の艦隊」原作者が感謝「緊張感とみなぎる現実感で仕上げて頂いた」

代読する大沢たかお

大沢たかお、上戸彩が先日、都内で行われた、Amazon Original ドラマ『沈黙の艦隊 シーズン 1 ~東京湾大海戦~』配信記念イベントに登壇した。

1988~96年に「モーニング」(講談社)で連載された大ヒットコミック「沈黙の艦隊」を原作とし、大沢たかお主演で実写化された映画『沈黙の艦隊』で描かれた“序章”とも言える物語に加え、その後東京湾に戦いの舞台を移し日本だけでなく世界を巻き込んでいく衝撃のクライマックスまでを描く、全8話の“完全版”ドラマとなる。

最新鋭の原子力潜水艦<シーバット>を乗っ取り、国家反乱を起こす主人公 海江田四郎役の大沢たかお。かわぐちかいじ氏から寄せられた手紙を代読した。

かわぐちかいじ氏(手紙)「劇場公開された『沈黙の艦隊』最大の山場は、世界に発信された海江田『やまと』の“独立国家宣言”でした。そして完成したこのドラマ版のハイライトは、その『やまと』と日本との条約交渉です。交渉に向け、『やまと』は東京湾に浮上します。核テロリストとして葬ろうとするアメリカ。世界の眼(め)が東京湾に注がれるなか、追い込まれた日本が『やまと』と日本国民を守るために選択した政治的決断とは何か!?『やまと』が日本を動かし、日本が世界を動かす、このドラマ最大の山場です。大沢さん、キャストの皆さん、そして制作スタッフの皆さん、東京湾の激戦の大迫力とともに、条約交渉の場面をあふれる緊張感とみなぎる現実感で仕上げていただいたこと、感謝いたします。ご苦労様でした」

この思いを受けた大沢は「最初に先生にごあいさつした時に30年間大切にしていた我が子を手放すような寂しい表情をされていたことを覚えています。それが映画版を観に来ていただいたときにものすごく笑顔で出てきてくださいました。このようにお手紙をいただけたこと本当に感謝しています。ほとんど我々の映像チームの一員として参加して下さったので、いつも温かく見守っていただいてありがとうございました」と感謝の思いを伝えた。

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