明治から昭和にかけての「ひな人形」約150体を展示 時代ごとに異なる表情や衣装が目を引く 愛知・岡崎市

明治から昭和にかけての「ひな人形」を紹介する展示会が、愛知県岡崎市で開かれています。

岡崎市奥殿町の観光施設「奥殿陣屋」には、地元の人たちから寄せられた明治から昭和にかけてのひな人形約150体が展示されています。

明治時代のひな人形は、優しそうな顔立ちにおかっぱ頭の前髪が特徴です。

昭和20年代の3段飾りは人形本体が木で作られていて、きりりとした表情と素朴な衣装が印象的です。

一方、昭和30年代の7段飾りは豪華で、きらびやかな御殿飾りが一際目をひきます。

このほか多くの吊るしびなも飾られ、訪れた人たちが華やかな雰囲気の中でじっくりと眺めていました。

奥殿陣屋のひな人形展示は3月3日までで、期間中きょう(2月13日)と月曜日は休館日となっています。

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