【2024年最新】テントサウナおすすめ10選!価格帯ごとの特徴や選ぶ際のポイントを解説

テントサウナは、自然の中で存分にリラックスできるのが魅力。ロウリュやスチームサウナも行えば、至福の時間を過ごせること間違いなしです!一方で、どのテントサウナを選べばよいのか迷ってしまうこともありますよね。そこで今回は、おすすめのテントサウナを厳選してご紹介します。選ぶ際のポイントや使用時の注意点、おすすめのレンタルサービスも紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。

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テントサウナとは?金額の相場や価格別の特徴を紹介

Photographer 吉田 達史

テントサウナとは、テント内で薪ストーブを焚くことでサウナができるアイテムのこと。自宅や川沿い、キャンプ場などで、気軽にプライベートサウナを楽しめるのが魅力です。

気軽に楽しめる一方で、ストーブで熱したサウナストーンに水をかけ蒸気を発生させる「ロウリュ」や、水を熱して湿度を高める「スチームサウナ」など、本格的なサウナを体験できますよ。

テントサウナには1人~2人用の小型モデルや、3人~4人用の中型モデル、10人前後で入れる大型モデルなど、さまざまなサイズがラインナップされています。

作りはキャンプ用のテントとよく似ていますが、ワンタッチで設営できるものやコンパクトに収納できるものが多く、扱いやすいのもメリットです。

価格の相場は3パターン

Photographer 吉田 達史

テントサウナの価格相場は10~20万円ですが、1万円台で購入できるものや30万円以上の値がつくものも。

ただ、おおむね1~10万円・10万~20万円・20~30万円の3つの価格帯に分けられ、価格帯ごとに以下のような特徴があります。

『1~10万円』のテントサウナの特徴

  • テント単体での販売がメイン
  • セット商品の場合でも付属品は最小限
  • 少人数向けのモデルが多い

『10万~20万円』のテントサウナの特徴

  • テントサウナの平均的な価格帯
  • 薪ストーブやサウナストーンなどがセットになった製品もあり
  • 4~5人用のモデルが多い

『20~30万円』のテントサウナの特徴

  • 断熱性など機能性に優れている
  • 薪ストーブなど付属品のクオリティも高い
  • 10人用など大人数向けモデルもラインナップ

価格が高価なテントサウナのほうが機能性は高い傾向にありますが、「とにかく高いものを選べば良い」というわけではありません。予算やサウナのスタイル、求める機能に応じて適した価格帯のものを選ぶのが大切です。

以下では、価格帯別に特徴や、その価格帯がおすすめな人を解説します。

1~10万円:オプションを選びたい人・求める機能が少ない人におすすめ

1~10万円のテントサウナは、テント単体で販売されていることがほとんど。そのため、薪ストーブやサウナストーンなど、テントサウナ関連アイテムを所有している人や、オプション品を自分で選びたい人におすすめです。

また、セット商品でも付属品が最小限のモデルが多いため、求める機能が少ない人にも適しています。

10~20万円:テントサウナ初心者・複数人で楽しみたい人におすすめ

10~20万円は、テントサウナ全体の平均的な相場です。利用人数4~5人向けのモデルが多いほか、ストーブやサウナストーンなど、付属品が充実しているのもこの価格帯の特徴。

これからテントサウナを始める人や、カップルや友人同士で楽しみたい人におすすめです。

20~30万円:高いクオリティを求める人・大人数で楽しみたい人におすすめ

20~30万円の価格帯では、断熱性に優れていたり、付属品のラインナップが充実していたりするのが特徴です。10人以上で利用できる大型モデルもラインナップされています。

テントサウナのクオリティを求める人や、大人数で楽しみたい人におすすめです。

さまざまなスタイルで自由に楽しめるのがイイ!テントサウナの魅力を解説

ライター撮影https://happycamper.jp/_ct/17331059

ここからは、テントサウナの魅力をご紹介します。これからテントサウナを始める人も、すでに楽しんでいる人もぜひチェックしてくださいね。

自宅や川辺など好きな場所で楽しめる

ライター撮影https://happycamper.jp/_ct/17651332

テントサウナの最大の魅力は好きな場所に持ち運んで、さまざまなロケーションでサウナを堪能できる点にあります。自宅の庭で手軽に楽しんだり、キャンプ場で景色を眺めながらのんびりしたりと、楽しみ方はさまざまです。

川沿いや湖畔に設営すれば、天然の水風呂に入るという特別な体験もできるでしょう。普段のキャンプに新たな楽しみを加えるのにも、テントサウナは一役買ってくれます。

また、テントサウナはプライベート空間を作りやすいのもメリットです。銭湯や温泉施設など、公共施設のサウナを利用するのが苦手な人にもおすすめですよ。

男女一緒に利用できる

ライター撮影https://happycamper.jp/_ct/17331059

カップルやファミリー、友人同士など、男女一緒に利用できるのもテントサウナの魅力です。

一般的なサウナは男女別であることがほとんどのため、カップルや夫婦で一緒に楽しめないのが難点。一方でテントサウナはプライベート空間なので、性別を問わず、親しい人と存分にサウナを満喫できます。

最近では『サウナキャンプ』という言葉が生まれるほど、テントサウナの注目度が高まっています。複数のテントサウナを用意したり、大型のテントサウナを持参したりして、グループでサウナキャンプを楽しむのもおすすめですよ。

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好きな温度や湿度に調整できる

Photographer 吉田 達史

テントサウナの3つ目の魅力は、好きな温度や湿度に調整できることです。

公共施設のサウナでは温度が合わないケースや、湿度が低くて息苦しく感じてしまう場合もあり、お気に入りのスポットを見つけるのに苦労している人も少なくないでしょう。

しかしテントサウナなら、薪の量や蒸気を自分で調節できるため、いつでも好みの環境に設定できます。

また、ロウリュやスチームサウナなど、本格的なサウナを楽しめるのもテントサウナのメリット。使用する水にアロマオイルを垂らしておけば、お気に入りの香りに包まれながらサウナを満喫できますよ。

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テントサウナを選ぶ際のポイント!サイズや使い心地をしっかりチェックしよう

テントサウナにはさまざまな価格帯のものがあり、特徴もそれぞれ異なります。そのため、以下の4つをポイントにしながら、自分にマッチするテントサウナを選ぶのが大切です。

  • 利用人数に合わせたサイズを選択する
  • 持ち運びや撤収がしやすいものを選択する
  • ロウリュ対応かどうかを確認する
  • ストーブなどがセットになっているものを選ぶ

ここでは、上記のポイントについて詳しく解説していきます!

利用人数に合わせたサイズを選択する

Photographer 吉田 達史https://happycamper.jp/_ct/17300512

テントサウナには以下のようなサイズがあるため、使用する人数に合わせて適切なものをチョイスしましょう。

テントサウナのサイズ

  • 1人~2人用の小型タイプ:本体の接地面積は、幅・奥行ともに150~170cm程度
  • 4人~6人用の中型タイプ:本体の接地面積は、幅・奥行ともに200cm~230cm程度
  • 6人~12人用の大型タイプ:本体の接地面積は、幅・奥行ともに250~300cm程度

なお、テントサウナはキャンプ用のテントと同じように、本体をペグで固定するだけでも使えます。しかし、風が強いときには張り網(ロープ)での固定が必要になります。

張り綱で固定する場合は、本体の接地面積以上に広いスペースが必要となる点に要注意です。キャンプ場の区画サイトや自宅の庭など、スペースが限られるシーンでは、設置場所の広さを事前に確認しておきましょう。

持ち運びや撤収がしやすいものを選択する

ライター撮影https://happycamper.jp/_ct/17337720

持ち運びやすいテントサウナを探している人は、収納時のサイズや専用ケースの有無をチェックしましょう。

コンパクトに収納できるテントサウナには、持ち運びやすいだけでなく、自宅で保管しやすいといったメリットもあります。ケースはテント本体だけでなく、ストーブ用ケースも付属しているか確認するといいでしょう。

また扱いやすさを求める人は、設営・撤収のしやすさもチェックしておきたいポイント。ポップアップ式であれば、テント本体を1分程度で設営可能です。

テントサウナの設営・撤収では、テント本体だけでなく、薪ストーブの組み立て・火入れ~テント内の温め・サウナ後の冷却なども含まれます。通常のテントの設営・撤収よりも、スケジュールに余裕を持っておきましょう

ロウリュ対応かどうかを確認する

ライター撮影https://happycamper.jp/_ct/17331059

本格的なサウナを楽しみたい人は、ロウリュに対応しているかもチェックしておきましょう。

ロウリュ対応のストーブの場合、天板にロウリュ専用の「サウナストーン」を置くスペースが設けられています。オプションで、ストーン用の受け皿がラインナップされているメーカーもあるので、あわせてチェックしてみてくださいね。

ストーブには薪タイプと電気タイプがあり、どちらのタイプにもロウリュ対応の製品が展開されています。電気タイプのストーブを屋外で使用する場合は、ポータブル電源を用意したり、電源サイトがあるキャンプ場を利用したりするのがおすすめですよ。

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ストーブなどがセットになっているものを選ぶ

Photographer 吉田 達史

これからテントサウナを購入する場合、テントに加えて、ストーブや温度計など、テントサウナに必要なアイテムがセットになっているものを選ぶのがおすすめです。

特にストーブは、テントと別で購入すると「サイズが合わない」「煙突用の穴に煙突が届かない」など不具合が生じることも。また、テントに合ったサイズのストーブや煙突を選ばなければ、テント内の温度がうまく上昇しない恐れもあります。

テントとストーブがセットのものであれば、サイズやスペックがピッタリに作られているため安心です。

また、マストアイテムと言える温度計・一酸化炭素チェッカーのほか、ひしゃく・桶・サウナストーン・薪・サウナハットなどもセットになっている製品を選べば、アイテムを揃える手間も省けます。

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【10位】SUNGA『HOYRYシリーズサウナテントセット』

SUNGA『HOYRYシリーズサウナテントセット』は、ロウリュを楽しみたい人におすすめのテントサウナです。

質の高い蒸気を作り出すために、専用設計されたストーブが付属するのが魅力。丈夫で割れにくいサウナストーンがセットなのもメリットです。

テント外側のスカートは20cmのロング構造で、外気の侵入を防ぎやすい仕様に。生地には熱反射構造が施されており、高い保温効果を誇ります。

ペグやロープも付属するため、テントを安定させやすいのも嬉しいポイントです。カラーはスタイリッシュなブラックとホワイトの2色がラインナップされています。

  • サイズ(幅×奥行×高さ):215×215×200cm
  • 温度:100℃以上
  • 定員:4名
  • 設置解体のしやすさ:◎
  • 重量:テント/14.5kg、ストーブ/21kg
  • セット内容:本体、ペグ、ロープ、説明書、収納袋、ストーブ、ストーン(16kg)
  • 温め方式:薪ストーブ式(ロウリュ可)

【9位】MORZH『3層式テントサウナMORZH MAX』

人気のテントサウナメーカーであるMORZH(モルジュ)から販売されている『3層式テントサウナMORZH MAX』は、大人数で楽しみたい人にイチオシのテントサウナです。

ストーブを2台導入すれば、最大で12人まで入室可能。2ルームに区切って、手前の部屋を着替えや休憩用の前室にする使い方もできます。

テント内が広々としているため、蒸気をまとわせたオークや白樺の枝葉で身体を押し撫でる『ウィスキング』や、ロウリュ後の蒸気をタオルであおぐ『アウフグース』など、サウナプログラムを行いやすいのも魅力です。

カラーはブラック・カモフラージュ・ブルーレッド・トリコロールの4種類がラインナップされています。

  • サイズ(幅×奥行×高さ):230×296×197cm
  • 温度:-(未公表)
  • 定員:12名
  • 設置解体のしやすさ :△
  • 重量:テント/17.7kg、ストーブ/17.2kg
  • セット内容:ストーブ、ストーブ収納袋、テント、テント収納袋、張り綱(ストーブやストーンのセット販売も有)
  • 温め方式:薪ストーブ式(ロウリュ可)

【8位】SaunaSelf『テントサウナ』

リーズナブルな価格のテントサウナを探している人には、SaunaSelf『テントサウナ』がピッタリ

生地が3層構造のため、保温性が高いのが魅力です。本体の裾にはスカートを搭載しているため、必要以上の空気の流入を防げる美点もあります。

出入口は対角線上に2ヶ所設置されており、出入りや、使用後のテント内の冷却がしやすいですよ。

本製品にストーブは付属していませんが、使用する薪ストーブの出力によって、70℃~110℃まで温度の幅を持たせられるため、好みのサウナスタイルが決まっている人におすすめですよ。

  • サイズ(幅×奥行×高さ):220×220×200cm
  • 温度:110℃(最大熱出力4,000kcal以上のストーブ使用時)
  • 定員:3~4名
  • 設置解体のしやすさ :◎
  • 重量:9.5kg(本体重量)
  • セット内容:本体、本体用収納バッグ、回転式T字固定ペグ×4、ロープ×4、パーツ用ポーチ、煙突ガード
  • 温め方式:薪ストーブ式

【7位】Villagezakka『自宅でととのう おうちDEサウナ』

Villagezakkaの『自宅でととのう おうちDEサウナ』は、家庭用電源で使用できるテントサウナです。

薪ストーブ式と異なり煙が出ないため、屋内やベランダなどでも使用できるのがメリット。コンパクトなサイズ感や、ポップアップ式で簡単に設営できる点などから、気軽に使用したい人におすすめです。

手軽ながら機能は本格的で、ロウリュも可能。電源を入れてから30~60分ほど、80℃~95℃に温まります。

なお、自宅で使用する場合は、すのこやマットなど、床を保護するアイテムがあると安心ですよ!

  • サイズ(幅×奥行×高さ):85×85×145cm
  • 温度:80~95℃
  • 定員:1名
  • 設置解体のしやすさ :◎
  • 重量:テント/2.38kg、ストーブ/10kg
  • セット内容:本体、ストーブ、温湿度計、サウナストーン2kg、取扱説明書
  • 温め方式:電気式

【6位】BRÜCKE(ブリュッケ)『オールインワンセット BlackPRO』

テントサウナに必要なものが一通り揃っているBRÜCKEの『オールインワンセット BlackPRO』は、これからテントサウナを始める人に最適です。テント本体に加え、薪ストーブ・サウナストーン20kg・温湿度計・バケツ・ひしゃくが付属します。

薪ストーブは、熱効率に優れたホンマ製作所の『丸型薪ストーブA-41』を採用。テントサウナに適した延長煙突もセットになっているのは嬉しいポイントです。

テント本体はポップアップ式で、設営は1分程度で完了します。耐水圧3,000mmの生地を採用しているため、急な雨に降られても安心です。

またやけど防止のファスナータブが付いていたり、テント内に温度計用のフックを搭載していたりと、細かな使い勝手の良さも魅力ですよ。

  • サイズ(幅×奥行×高さ):220×220×200cm
  • 温度:-(未公表)
  • 定員:4名
  • 設置解体のしやすさ :◎
  • 重量:テント/14kg、ストーブ/8kg
  • セット内容:テント本体、薪ストーブ、サウナストーン20kg、温湿度計、バケツ、ひしゃく
  • 温め方式:薪ストーブ式

【5位】SAVOTTA『UPIサウナストア スターターセット(1-2人用)』

『UPIサウナストア スターターセット』は、サウナの本場であるフィンランドのメーカー・SAVOTTA(サヴォッタ)のテントサウナです。2人用のテントサウナを基本にしたセットで、1人~2人でテントサウナを楽しみたい人におすすめ

テント本体に加え、ストーブ・ストーンラック・サウナストーン20kg×2・薪が付属しており、手元に届いたらすぐにサウナを満喫できます

テントはキャリーバッグに収納可能。ショルダーストラップを使えばバックパックのように背負うこともでき、持ち運びに便利です。

  • サイズ(幅×奥行×高さ):170×150×140/160cm
  • 温度:-(未公表)
  • 定員:2名
  • 設置解体のしやすさ :△
  • 重量:テント/5.6 kg、ストーブ/18.5kg、ストーンラック/1,370g
  • セット内容:ヒイシ2(テント)、ストーブ、ストーンラック、ナルヴィサウナストーン(20kg)×2、薪(約12kg)
  • 温め方式:薪ストーブ式(ロウリュ可)

【4位】MGC JAPAN TRADE『サ活始めるセット』

アウトドア用品から日用雑貨まで、暮らしを彩るアイテムを販売する国内メーカー・MGC JAPAN TRADEの『サ活始めるセット』は、名前のとおりこれからサ活を始めたい人にうってつけのセット

テント本体のほか、薪ストーブ・一酸化炭素チェッカー・薪などが付属し、届いたらすぐにサウナを始められるでしょう。さらにサウナハット2つもセットになっており、サウナ初心者の人でも、このセットさえあれば本格的にサウナを楽しめます。

付属のサウナストーンとストーン用トレーを活用し、ロウリュを楽しめるのもおすすめポイント

収納バッグに入れて持ち運べば、川沿いや庭先など、思い思いの場所でテントサウナを満喫できますよ!

  • サイズ(幅×奥行×高さ):225×225×210cm
  • 温度:-(未公表)
  • 定員: 4名
  • 設置解体のしやすさ :◎
  • 重量:テント/12.5kg~12.8kg
  • セット内容:テント本体、薪ストーブ、サウナストーン、高温温度計、一酸化炭素チェッカー、薪、サウナハット×2、ストーブ用延長煙突、ストーン用トレー、着火剤、煙突用パッチ、ペグ4本、固定用ロープ2m×4本、収納バック
  • 温め方式:薪ストーブ式(ロウリュ可)

【3位】Mobiba『モバイルサウナ MB10A』

ライター撮影https://happycamper.jp/_ct/17337720

『モバイルサウナ MB10A』は、2005年にシベリアで設立されたMobiba(モビバ)のテントサウナです。

操作性に優れたスウィングドアを採用しているため、スムーズに出入りが可能。110×87cmの大きな窓も備えており、外の景色を眺めながらリラックスできます。

ストーブは効率よく熱を生み出す構造で、サウナストーンを用意すれば、本格的なロウリュを楽しめます

また、テント用のキャリーバッグとストーブ用のカバーが付属するため、携帯性に優れているのもメリット。オプションのキャリーバッグを利用すれば、より持ち運びやすくなりますよ!

  • サイズ(幅×奥行×高さ):200×200×195cm
  • 温度:-(未公表)
  • 定員:4名
  • 設置解体のしやすさ :◯
  • 重量:テント/7.6kg、ストーブ/16.8kg
  • セット内容:ストーブ、煙突、テント、テント用キャリーバッグ、ペグ、ペグ収納袋、自在金具付き張り綱、リペア用生地
  • 温め方式:薪ストーブ式(ロウリュ可)

【2位】MORZH『3層式テントサウナMORZH』

テントサウナ愛好家たちの間で根強い人気を誇るのがMORZH(モルジュ)の『3層式テントサウナMORZH』です。

テントには断熱性の高いキルティング素材『サーモスティック』を採用し、マイナス20℃以下になる環境でも耐える機能性を有しています。

ストーブはロウリュに適した構造で、ストーブの下部から上部へ、空気が暖められながら流れるため、蒸気がスムーズに降り注ぎます。

1人でも設営しやすい構造に加え、テント・ストーブ共にコンパクトに収納できることから、気軽に使いやすいテントサウナです。

  • サイズ(幅×奥行×高さ):205×205×195cm
  • 温度:-(未公表)
  • 定員:4~5名
  • 設置解体のしやすさ :◯
  • 重量:テント/9kg、ストーブ/17.2kg
  • セット内容:本体、日本語マニュアル、収納バッグ、INTENT STOVE(純正)、ストーブ収納袋、ペグ、ロープ(ストーンのセット販売も有)
  • 温め方式:薪ストーブ式(ロウリュ可)

【1位】AMBER『テントサウナ totonoi2』

アウトドア・サウナ関連製品を手掛けるAMBER(アンバー)の『テントサウナ totonoi2』は、高機能・高品質なテントサウナとストーブに、充実のアイテムがセットになった製品です。

テント本体に加え、薪ストーブ・サウナストーン・桶・ひしゃく・一酸化炭素チェッカー・湿温度計が付属しており、薪を用意すれば、すぐにテントサウナを堪能できますよ

テントはポップアップ式で、5ヶ所のリングを引っ張るだけで設営が完了します。高い断熱性を有した3層のキルト生地を採用しており、真冬の寒冷地にも対応。さらに、難燃・防水加工が施されているのも魅力です。

薪ストーブはホンマ製作所『丸型薪ストーブA-41』の別注カラーを採用(別の薪ストーブとコラボしたセットも有)。付属の内皿にストーンを置けばロウリュを、水を入れればスチームサウナを楽しめます!

  • サイズ(幅×奥行×高さ):220×220×206cm
  • 温度:125℃
  • 定員:4名
  • 設置解体のしやすさ :◎
  • 重量:テント/約15kg、薪ストーブ/8kg
  • セット内容:テント本体、薪ストーブ、サウナストーン、桶、柄杓、一酸化炭素チェッカー、湿温度計
  • 温め方式:薪ストーブ式(ロウリュ可、スチームサウナ可)

メーカーで選ぶのもおすすめ!人気のテントサウナメーカー5選

Photographer 吉田 達史

テントサウナ選びに迷ったときには、メーカーで選んでみるのもおすすめです。

ここでは、テントサウナ愛好家たちから人気のテントサウナメーカーを5つご紹介します。

MORZH(モルジュ)

MORZHの特徴

  • 断熱性に優れた3層構造のサウナテント
  • ロウリュに適した構造の専用ストーブ
  • レインカバーや前室カバーなどオプション品も充実

MORZH(モルジュ)は、マイナス20℃以下の環境でも、熱いサウナに入るために開発されたテントサウナブランド。

テントには断熱性に優れた生地を採用しており、熱い蒸気浴を好む人から人気を集めています。

モルジュのテントは4~5人用タイプと、6~12人用の大型タイプがラインナップされており、利用人数に合わせて選べるのがメリット。付属の専用ストーブはロウリュに適した構造であるほか、サウナストーンもあわせて購入できるため、ロウリュを存分に楽しみたい人にピッタリです。

地面からの冷気をシャットアウトするウォームマットや、雨天時に重宝するレインカバーなど、オプション品も充実しています。

断熱性に優れているため、冬にテントサウナを楽しみたい人にも最適ですよ!

Mobiba (モビバ)

ライター撮影(Mobibaのバックパックサウナ)https://happycamper.jp/_ct/17337720

Mobiba (モビバ)の特徴

  • コンパクトかつ持ち運びやすいテント
  • スムーズに出入りできるスウィングドアを採用
  • サウナハットやサウナベンチなどオプション品も充実

2005年にシベリアで設立されたMobiba (モビバ)は、コンパクトかつ軽量なテントサウナを販売しており、持ち運びや収納のしやすさを重視したい人に最適なメーカーです。

Mobibaのテントサウナは、定員2名の『バックパックサウナ』と、定員4名の『モバイルサウナ』の2種類があります。バックパックサウナはスチームサウナを、モバイルサウナはロウリュを楽しめるため、好みに合わせて選ぶことも可能です。

なお、バックパックサウナには、防水加工やクッションストラップなどを備えるオプションのリュックもラインナップされています。そのほか、パイル地でやわらかく、かわいいデザインのサウナハットにも注目ですよ!

SAVOTTA(サヴォッタ)

SAVOTTA(サヴォッタ)の特徴

  • 自然の中に馴染みやすいシンプルなデザイン
  • 収納ケースはバックパック仕様で持ち運びやすい
  • セット販売が充実

SAVOTTA(サヴォッタ)は、サウナの本場・フィンランドの人気メーカーです。テントサウナ以外にも、バックパックやテント、アウトドアストーブなども手掛けています。

SAVOTTAのテントサウナは1人~2人用、3人~4人用の2種類がラインナップ。どちらのテントも生地に難燃・防カビ加工が施されているのが嬉しいポイントです。

また、テントとストーブがセットになった『ライトセット』や、ストーンラック・サウナストーン・薪も加わった『スターターセット』など、セット品が充実しているのもSAVOTTAならではの特徴。これからテントサウナを始める人にピッタリですよ!

AMBER(アンバー)

AMBER(アンバー)の特徴

  • ロウリュ・スチームサウナの両方を楽しめる
  • あると便利な小物類も充実
  • 薪ストーブメーカーとのコラボアイテムも

AMBER(アンバー)は、テントサウナをはじめとするさまざまなアウトドア関連アイテムを手掛ける日本のメーカーです。ロウリュ対応のテントサウナのほか、一酸化炭素チェッカーやサウナ室内用スツール、薪割りアイテムなど、豊富な製品を取り扱っています。

『ホンマ製作所』や『新保製作所』の別注薪ストーブとテントサウナがセット販売がされており、ロウリュとスチームサウナの両方を楽しめるのが特徴。どちらのストーブでも100℃以上の高温サウナを堪能できます。

スチームサウナに適した1人~2人用のミニテントサウナや、サウナハット・タオルなどのグッズも魅力的ですよ!

BRÜCKE(ブリュッケ)

BRÜCKE(ブリュッケ)の特徴

  • ロウリュが可能な本格テントサウナを展開
  • 厚いテント生地で保温性良好
  • リーズナブルな価格で必要アイテムが揃う

BRÜCKE(ブリュッケ)はSurely株式会社が展開する日本のブランドで、使い勝手に優れたポップアップ式テントサウナがラインナップされています。

BRÜCKEのテントサウナは、リーズナブルながら機能性に優れているのが魅力。特にセット品は、薪ストーブやロウリュ用のプレート、火ばさみなどが付属しながら、10万円を切る価格で手に入ります。

180°のパノラマビューのモデルや、景色に映えるホワイトカラーのモデルなど、好みに合わせて選べるのも見逃せないポイントです。コストパフォーマンスを優先したい人は要チェックのメーカーですよ!

テントサウナ禁止のスポットも!?ルールやマナーなど利用時の注意点をチェック

123RF

ここからは、テントサウナを利用する上での注意点をお伝えします。

テントサウナは「好きな場所で楽しめる」のが魅力である一方、どこでも利用してよいわけではありません。特に最近では、テントサウナの使用を禁止するキャンプ場もあります。

注意点を事前に把握したうえで、正しくテントサウナを利用しましょう。

テントサウナの設置許可がある場所かチェック

ライター撮影https://happycamper.jp/_ct/17651332

キャンプ場や川沿いでテントサウナを使用する際には、テントサウナの設置が許されている場所か、事前に確認しましょう。

焚き火やバーベキューなど、火の利用を許可しているキャンプ場は多いですが、必ずしもテントサウナを使用してよいとは限りません。中には、テントサウナの使用を禁止しているキャンプ場もあります

川辺などで使用する場合は、消防署の許可が必要なケースも。安易な判断でテントサウナを使用するとトラブルや大きな事故につながる恐れもあるため、注意が必要です。

また、使用してよい場所だとわかっても、テントサウナを設営するときは必ず平らな場所を選び、慎重に設営しましょう。傾斜のある場所に設営すると、サウナストーブが倒れて、やけどや火事につながることも考えられます。

さらに、川を水風呂がわりにする場合は、深さや流れの速さなど、安全面の確認も重要ですよ。

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ルールやマナーを守る

Snapmart

テントサウナを使用する際には、ルールやマナーを守るのも大切。主に気をつけたいポイントは、以下の7つです。

テントサウナの使用で気をつけたいポイント

  • 煙が出やすいため、周囲に迷惑がかからない場所を選ぶ
  • 大声で騒がない
  • 露出が多すぎる格好で歩き回らない
  • 川を水風呂代わりにする場合、遊泳客や釣り客に配慮する
  • 薪の燃え残りや灰は、所定の場所に捨てるか持ち帰る
  • 爆ぜてケガをする恐れがあるため、河原の石でロウリュをしない
  • 飲酒をしたあとに使用しない

近年のサウナブームでテントサウナの認知度は上がっていますよね。しかし、多くの人が集まる場では、テントサウナに慣れ親しんでいない人や、テントサウナを知らない人もいるでしょう。

上記のようなポイントに注意して、自分だけでなく周囲の人も快適に過ごせるよう心がけてくださいね。

一酸化炭素中毒の危険を回避

ライター撮影

テントサウナを使用する際には、一酸化炭素中毒の危険を回避する必要があります

一酸化炭素とは、毒性が強く、人体に悪影響を及ぼす恐れがある気体です。

通常、燃焼時は二酸化炭素が発生しますが、限られた空間内で燃焼器具を使用すると、酸素が不足し不完全燃焼状態となり、一酸化炭素が発生しやすくなります。

無臭のため、一酸化炭素濃度が高い空間にいても、発生を検知しづらいのが特徴です。

一酸化炭素が体内に入り、頭痛・吐き気・めまい・けいれんなどの症状が現れることを一酸化炭素中毒と呼びます。最悪の場合、命を落とす危険性も。

テントサウナは、密閉性が高いテント内で薪ストーブを使用するため、一酸化炭素中毒のリスクは低くありません。使用する際には使用方法を必ず確認し、ストーブの吸気口や煙突が正しく機能しているか、随時チェックしましょう

また、テントサウナを購入する際には、一酸化炭素チェッカーもあわせて導入するのがおすすめです。一酸化炭素濃度が危険な数値に達するとセンサーで知らせてくれるので、より安全にテントサウナを楽しめますよ。

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悪天候時はテントサウナを使わない

123RF

テントサウナは、風や雨に弱いのがデメリットです。強風によってテントが倒れると、ストーブの火がテントに引火し、火事に至るケースも考えられます。

また、川沿いでテントサウナを使用する場合、雨の前後は河川の増水による被害に遭う危険性もあるでしょう。楽しい時間を過ごせるテントサウナですが、悪天候時には使用を控える判断も大切です。

値段を抑えたいならレンタルもおすすめ!『トトノウジャパン』なら気軽にテントサウナが借りられる

Photographer 吉田 達史

「テントサウナを使ってみたいけれど、値段が気になってなかなか購入に踏み切れない」という人も少なくないはず。そんな人には、テントサウナのレンタルがおすすめです。

テントサウナのレンタルはキャンプ場などでできるほか、専門のレンタルサービスを利用する方法もあります。

おすすめのレンタルサービスは『トトノウジャパン』。2泊3日と余裕のある日程でレンタルできるため、受取・返却作業に追われる心配はありません。

また、送料無料で指定の場所まで届けてくれることから、キャンプ場での受け取りも可能です。本記事で紹介したMORZHのテントサウナや、Mobibaの『モバイルサウナ MB10A』をレンタルできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

https://peraichi.com/landing_pages/view/saunasauna/

まとめ:大自然の中でととのう!テントサウナで至福の時間を過ごそう

Photographer 吉田 達史

今回は、テントサウナの選び方やおすすめの製品をご紹介しました。

テントサウナは利用人数・持ち運びやすさ・ロウリュの可否・セット製品であるかをポイントに選ぶのがおすすめです。自分にピッタリのテントサウナを選べば、贅沢な時間を過ごせるでしょう。

また、テントサウナは価格帯が幅広いですが、安いものであれば10万円以下で手に入るため、まずは手を伸ばしやすい価格帯のものから購入してみるといいですよ。もし使用頻度が少ないのであれば、レンタルをうまく活用して費用を抑えるのもひとつの手です。

今回の記事を参考に、ぜひテントサウナでととのってくださいね!

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