使用済み“紙おむつ”をリサイクル!?浜松市が実証実験に向けて連携協定。ごみ減量や温室効果ガス抑制へ

使用済みの紙おむつをリサイクルする実証実験を始めようと、8日、浜松市と市内の廃棄物処理業者など3者が協定を結びました。浜松市と協定を結んだのは、市内の廃棄物処理業者「リサイクルクリーン」と、水の処理装置を製造・販売する「栗田工業」です。浜松市では、使用済み紙おむつを年間およそ1万7000トン焼却処理していますが、資源化を進めることで、ごみの減量や温室効果ガスの抑制を目指そうというものです。今回の実証実験では、使用済みの紙おむつをパルプ類やプラスチック類に分けることができる「栗田工業」の装置を、「リサイクル・クリーン」の敷地内に設置し、市内の介護施設や保育施設から集められた紙おむつの資源化を行います。今後、3者で話し合いを進めて、紙おむつの回収方法や開始時期などを決めていくということです。

© 株式会社静岡第一テレビ