名古屋市の新年度予算 一般会計総額は8年連続で過去最大を更新 小中学校の新授業「キャリアタイム」などの費用を盛り込む

名古屋市は小中学校で始める、将来設計を考える授業に必要な費用などを盛り込んだ新年度予算案を発表しました。

名古屋市の新年度予算案は、一般会計の総額が今年度より732億円増の約1兆4853億円で、8年連続で過去最大を更新しました。

歳入面では経済活動の再開で企業の業績が改善し、市税が134億円増える見込みです。

歳出は、ワクチン接種などコロナ対策にかかる費用が大幅に減った一方、子どもや若者、子育て家庭の支援に今年度より19億円多い約35億円を計上しました。

中でも市は新年度から市立の小中学校などで、児童や生徒が将来設計について考える「キャリアタイム」という新しい授業を始める予定で、企業による出前授業や職場訪問を実施するのに必要な費用として約2億5000万円を盛り込みました。

© CBCテレビ