選手をドラフトして仮想のチームを作り、選手の実際の成績を合計して勝敗を競う「ファンタジー・ベースボール」は特にアメリカ国内で大人気のゲームだ。日本時間２月12日、MLB公式サイトは成績予想システム「Steamer」による予想成績をもとに、「ファンタジー・ベースボール」用の選手ランキングを作成。トップ300を公開している。１位はロナルド・アクーニャJr.（ブレーブス）。日本人選手は11位の大谷翔平（ドジャース）を筆頭に、10人がトップ300圏内にランクインした。
１位に選出されたアクーニャJr.の今季予想成績は38本塁打、100打点、135得点、56盗塁、OPS.983。「歴史的な41本塁打＆73盗塁を記録したあと、このスーパースターは文句なしのナンバーワンだ」とトップ300の１位に輝いた。ほかのトップ10は、２位から順にフリオ・ロドリゲス（マリナーズ）、ボビー・ウィットJr.（ロイヤルズ）、コービン・キャロル（ダイヤモンドバックス）、ムーキー・ベッツ（ドジャース）、カイル・タッカー（アストロズ）、フェルナンド・タティスJr.（パドレス）、アーロン・ジャッジ（ヤンキース）、フレディ・フリーマン（ドジャース）、スペンサー・ストライダー（ブレーブス）という顔ぶれになっている。投手では10位のストライダーが最高位だ。
大谷は11位にランクイン。指名打者では最高位となっている。今季の予想成績は39本塁打、106打点、114得点、20盗塁、OPS.926。なお、「ファンタジー・ベースボール」では打者・大谷と投手・大谷は別人扱いとなっており、11位にランクインしているのは打者・大谷である。投手・大谷は今季投げられないため、トップ300圏外となっている。
ほかの日本人選手は、山本由伸（ドジャース）が48位、千賀滉大（メッツ）が65位、鈴木誠也（カブス）が114位、吉田正尚（レッドソックス）が154位、ダルビッシュ有（パドレス）が188位、今永昇太（カブス）が233位、前田健太（タイガース）が258位、菊池雄星（ブルージェイズ）が284位、そして松井裕樹（パドレス）が294位にランクイン。また、昨年のワールド・ベースボール・クラシックで侍ジャパンの一員として活躍したラーズ・ヌートバー（カージナルス）は195位に名を連ねた。
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