韓国でスタバが急成長する理由は?店舗数は世界4位で人口2.5倍の日本に迫るー韓国メディア

12日、韓国・聯合ニュースは「韓国のスターバックスコーヒーの店舗数は米国、中国、日本に次いで世界に4番目に多い」と伝えた。資料写真。

2024年2月12日、韓国・聯合ニュースは「韓国のスターバックスコーヒーの店舗数は米国、中国、日本に次いで世界に4番目に多い」と伝えた。

スターバックスのサイトによると、昨年末現在、韓国内の店舗数は前年比116店舗増加の1893店舗と集計された。記事は「人口が韓国より2.5倍多い日本(1901店舗)との差は僅か8店舗で、韓国でのスタバ人気が如実に表れている」としている。

世界のスタバ店舗数は3万8587店。米国が1万6466店舗で最も多く、2位の中国は6975店舗だった。5位はカナダ(1465店舗)、6位は英国(1297店舗)となっている。カナダはコロナ禍に店舗数が急減し、逆にコロナ禍でも増加の勢いをキープした韓国が追い抜いた。

日本で1000店舗を突破した13年には、韓国との差は400店舗あったが、それから格差は年々、縮まり続けており、1~2年以内に韓国内店舗数が日本を超える可能性があると記事は伝えている。

スターバックスが韓国で特に急成長していることについて、コーヒー業界関係者は「韓国人はコーヒーを特によく飲むが、それだけでなく、勉強やビジネスミーティングもする空間としてコーヒーショップが好まれているようだ」と話している。

店舗数で比較すると、スターバックスよりも相対的に価格が安いコーヒーチェーン、イディヤコーヒー(3000店舗以上)、メガコーヒー(2785店舗)がかなり上回るが、これらのチェーンはテイクアウト利用が多く、売り場面積は狭いという。

韓国では店舗数の増加と共に、従業員数も1号店が誕生した1999年に比べると500倍以上になった。スターバックスコリアは直営店だけを運営しており、現在の従業員数は2万3000人に達する。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「これが韓国の現実」「韓国人は主観を持たないからすぐ操られる(笑)」「韓国は虚栄心だらけの国」「高いから行かない」「最近は個人経営のカフェよりスタバの方が安いよ」「スタバが高級だったのは昔の話じゃない?。今はもっと高いカフェが多いよ」「特においしくもないのになぜ行くのか…休憩しに?」「飲み物、席、サービスなど、スタバほどコスパのいいカフェはない」「ドライブスルーがあるのもよく利用する理由だね」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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