「新空港占拠」高橋メアリージュン、山本千尋、安斉星来が獣メンバー最後の3人と判明!

日本テレビ系連続ドラマ「新空港占拠」(土曜午後10:00)の第5話が放送され、武装集団・獣のメンバーを、高橋メアリージュン山本千尋安斉星来が演じていることが分かった。

「新空港占拠」は、神奈川県警捜査一課強行犯係の刑事・武蔵三郎(櫻井翔)が、突如発生した面をかぶった武装集団による占拠事件の解決と人質の救出に奔走するタイムリミット・バトル・サスペンス。物語の舞台は、前作「大病院占拠」から1年後。神奈川県初の国際空港・かながわ新空港という架空の空港が獣の面をつけた武装集団に占拠され、武蔵は制限時間の1日での人質救出に挑む。

第5話では、武蔵は横浜署の署長・川越和夫(片桐仁)が自ら服毒して自害したことを突き止め、捜査一課特殊班の管理官・和泉さくら(ソニン)の無実を証明する。一方、人質の中で自分だけ助かろうとしたパイロット・久留米勝利(富川一人)は日本中から非難を浴び、社会的信用を喪失。獣が次に狙うのは、かながわ新空港社長・天童美香(黒沢あすか)の命だ。羊(山本)と兎(安斉)の2人は面を外し、「天童のうそを暴け」と要求する。武蔵は5年前に空港建設を巡って起きた殺人事件にたどり着くが、事件現場となった神社で神主に命を狙われてしまう。

そんな中、ついに龍(高橋)が素顔を見せた。天童に恨みを募らせる羊、兎、そしてリーダー・龍の追う謎の人物“山猫”とは一体何者なのか!?

高橋は「シーズン1で、お面で顔が隠されていた出演者が少しずつ明かされていくのがエンターテインメントとして楽しいなと思っていたので、私自身もそれをやらせていただけるのが楽しみだなと思いました。『カリスマ性のある哀愁があるリーダー』ということで、この役柄のセリフや背景がどんなものが上がってくるんだろうと楽しみでワクワクしました。台本に書かれている男性の口調を、お面を取った後のことも考えて、どう自然にキャラクターを生かしながら言えるかと常に向き合っています。この作品はボスの求心力もとても大事だと思うので、なるべく生き生きできるよう向き合っています。ボイスチェンジャーがかかるところは叫んだりすると音が割れるので、そこもバランスを考えるのが新しい学びになっています」と役柄と撮影について触れ、「私もまだ演じる『龍』のストーリーも、この話の結末も分かりません。シーズン1の時も予想外の展開に驚いたので、今シーズンの展開も楽しみです! 皆さんも楽しみにしていてください」と今後のへ展開への期待を述べる。

山本は、本作への出演が決まり「前作からかなり話題になっていましたので、『私も出演できるんだ! やったー!』と素直にうれしい気持ちが大きかったです。そして武装集団で、獣で、十二支で、すべての響きが格好いい!と胸が高鳴りましたし、鬼より格好いい獣でありたいと負けず嫌いに火がつきました」と、喜びと闘志が沸いたという。

いざ撮影が始まると、「クランクイン初日が獣のお面を着けて、櫻井さんとのアクションシーンでした。普段通りにはいかないお面の視界や動きの難しさ、制限された状況になった時、私たちをサポートしてくださっているアクションチームの皆さまの偉大さを身に染みて感じ、初めての体験でしたが苦戦しながらも楽しませていただきました。慣れないお面のアクションは、櫻井さんのお人柄のおかげもあって、私自身も落ち着いてアクションができたと思います。お面にも慣れてきた頃に外したので、少し寂しさもありますが、同時にお面が取れた喜びもあるので、これからの撮影も存分に楽しみたいと思います!」と、大変な撮影ながら楽しめた様子。「日々の考察を楽しむことは、実は私たち演者も同じだったりするので、視聴者の皆さまをいい意味で裏切れるようなドラマをお届けできればなと思います。実際私も台本が届くたびに『うそだろ…』と声が漏れてしまう状態です」とストーリー展開に驚かされながら、撮影に臨んでいることを報告している。

安斉は「お話をいただけた時は、うれしい気持ちでいっぱいでした。兎は、獣の中でもライブ配信で表向きには天真らんまんに振る舞う性格ですが、憎しみや悲しみなど心に抱いている感情と性格の掛け合わせが苦戦しました。台本をいただいてからこの撮影期間中は、とにかくたくさん兎の繊細な感情と向き合うようにしています」と役柄と役づくりについて説明し、「放送も折り返し地点となりましたが、実はまだ私たちにも話の内容すべてが明かされていないので、この先どう展開していくのか私もドキドキしながら楽しみたいと思います。皆さんにも画面から目を離さずに、この作品を最後まで楽しんでくれたらうれしいです」とメッセージを寄せている。

2月17日放送・第6話。かながわ新空港の社長・天童のうどを暴くために奔走する武蔵は、5年前に空港建設を巡って起きた殺人事件「百首事件」にたどり着く。事件現場となった百首神社を調べる武蔵は、神社本殿で獣たちの足跡を見つけるが、その直後、神主から命を狙われ絶体絶命に。

一方、警察官・綾部朔(吉田健吾)に拘束されてしまった武蔵の妻・裕子(比嘉愛未)と謎の男(ジェシー)は、身動きが取れず万事休す。綾部は「データはどこですか?」と謎の男のバッグの中から何かを探し出そうとする。そんな中、横浜署の刑事・本庄杏(瀧内公美)は、百首神社境内の防犯カメラの記録から、ある重要な映像を発見。映像を解析したさくらたちは、衝撃の光景を目撃する。

暴かれていく天童の罪と、獣たちの素顔。彼らはなぜ獣にならなければいけなかったのか? 壮絶な過去、結成前夜の誓い、獣たちの“真の目的”がいよいよ明らかになる。

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