ユナイテッド3連勝! ダロトの言葉にチーム内の充実感滲む「“準備”が報われた…この繰り返しで最後まで」

ダロトの言葉にユナイテッドの充実感が滲む[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表DFジオゴ・ダロトがアストン・ビラ戦を振り返った。イギリス『ミラー』が伝えている。

ユナイテッドは11日、プレミアリーグ第24節でビラの本拠地に乗り込み、FWラスムス・ホイルンドおよびMFスコット・マクトミネイのゴールで1-2と勝利。低調なシーズンを送るが、ここに来て今季初のリーグ戦3連勝だ。

今や一筋縄ではいかない強敵と化したビラ相手の、敵地での勝ち点「3」。エリク・テン・ハグ監督は試合後、90分間で突出したパフォーマンスを披露した選手として、マクトミネイの決勝点をアシストしたダロトを挙げる。

24試合を消化してチャンピオンズリーグ(CL)圏内の4位(トッテナム)とは勝ち点「6」差…指揮官から称えられたダロトは、トップ4フィニッシュへの意気込みを語る。

「本当に重要な勝利となった…これもひとつの決勝戦だったと言えるはずだよ。トップ4入りには、ほぼ全ての試合を僕たちのゲームにしないといけない」

「前節(ウェストハム戦)からの丸一週間、僕たちは全員が集中して過ごし、期待通りの成果を上げるべく努力してきた。この勝利は、僕たちの“準備”が報われた結果だ。この繰り返しで最後まで戦い続けなくちゃならない…今日は間違いなく3ポイントに値する戦いをできた」

また、自身のお膳立てから決勝点をマークしたマクトミネイにも言及。ユナイテッド生え抜きセントラルハーフのチーム内における影響力は、外野の我々が想像するより遥かに大きいようだ。

「ピッチに立つたび、『ゴールを決めよう、チームを助けよう』という強い意志を彼から感じる。ユナイテッドが必要とするメンタリティのお手本だし、今季の彼はベンチスタートでも途中から出てきてインパクトを与える試合が多いね」

出場6試合連続得点中のホイルンドについては「もうほぼ完璧に順応していると言っていい。彼からチームへ、チームから彼へ、うまくコミットしているし、今後もっと多くの得点が生まれるだろう。ゴールは彼の自信になり、自信は落ち着き、落ち着きは勝負勘をもたらす」と称えた。

一部でレアル・マドリーからの関心も報じられるホイルンドだが、年明けからプレミアリーグに馴染んできた印象...現ユナイテッドに欠かせぬ点取り屋だ。次は、ダロトが右から上げたクロスにホイルンドが合わせるシーンも見たい。

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