ソシエダと契約延長の久保建英、チーム屈指の“高給取り”に?…契約解除金は変わらず約97億円か

レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英が新契約締結によって、チーム内で最高クラスの給与を手にする可能性があるようだ。12日、スペイン紙『アス』が伝えている。

2001年6月4日生まれで現在22歳の久保は2022年夏にレアル・マドリードからレアル・ソシエダへ完全移籍で加入。昨シーズンは公式戦44試合の出場で9ゴール9アシストという成績を残し、10年ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献すると、在籍2年目の今シーズンも攻撃の主軸として躍動。ここまで公式戦27試合で6ゴール4アシストをマークし、昨年9月には日本人選手として初めてラ・リーガの月間MVPを受賞した。

最近では複数のメガクラブからの関心も噂され、去就には注目が集まっていた久保。そんな中、レアル・ソシエダは現地時間12日に同選手と新たに2029年6月末までの契約を締結したことを発表。久保もクラブの公式X(@RealSociedad_JP)にて「レアル・ソシエダというクラブが成長期にあるということは理解していますし、それと一緒に僕も成長していきたいという思いはあります」と意気込みを語っていた。

報道によると、今回の新契約締結に際して久保の年俸はレアル・ソシエダのチーム内における最高クラスまで引き上げられた可能性があるとのこと。一方で契約解除条項に変更はなく、その金額は引き続き6000万ユーロ(約97億円)程度に設定されているようだ。こうしたことから『アス』は「夏には再び多くのドアがノックされる」として、メガクラブが今後も同選手への関心を寄せ続ける可能性が高いと指摘している。

AFCアジアカップカタール2023からの復帰後は2試合にフル出場している久保。現地時間14日に控えるチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグではパリ・サンジェルマン(PSG)とのアウェイ戦に臨む。

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