アニメ収録時のセクハラ被害、声優告白「びっくりするくらい大胆に...」 怒り露わも「大先輩だから誰も注意できない」

声優の柴田由美子さんが2024年2月12日、Xで、過去のアニメ収録時、「子供の頃から憧れていた」先輩に「太ももを触られたりしました」などとセクハラ被害を告白した。

柴田さんは、テレビアニメ「ハイスクール!奇面組」若人蘭役、「聖闘士星矢」春麗役、「魔神英雄伝ワタル」EXマン役などで知られ、YouTubeにも活動の場を広げている。

「本番中なので、声を出せませんでした」

柴田さんはXで「声優になっていいことばかりではありませんでした」と書き出し、「子供の頃から憧れていたヒーロー役の方とお仕事がありました。アフレコ収録本番中に、太ももを触られたりしました 本番中なので、声を出せませんでした」と告白した。続けて、「私は事務所に報告しました。その方は会社で嘘泣きしてました。憧れのヒーローに夢破れました」と明かした。

投稿の数時間後には、音声配信プラットフォーム「stand.fm」で「アニメ収録中に起きた悲しい出来事」として当時を振り返った。配信によると、「小さい頃から見ていたヒーローが私の隣に座った時に、間違いなくぶつかったんじゃなくて、太ももを触ってくるんですよ」「めっちゃ近づいてくるんですよ」という。一方で、「びっくりするくらい大胆に人の太ももを触ってきたんですけど、他の人達も見てるんですよ。だけど売れっ子の人だし大先輩だから誰も注意できないんですよね」とも伝えた。さらに、

「その日だけじゃないんですよ、しょっちゅうだったんですよ。ある時に私ブチギレてしまって本番中だったんですけど、『やめてください!』って立ったんですよ」
「その時に先輩たちも『良く言った!』っていう顔の人と、『あーあ、そんなことしちゃって』って顔の人がいたんですよね。その憧れのヒーローだった人は、『何だよ、ちょっとぶつかっただけなのに』みたいに言ったんですよ」

などと詳細に説明し、「いやいやいや、皆見てたっしょって感じで。凄い不愉快で」と訴えていた。

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