冨安健洋に続き…アーセナル、主力DFベン・ホワイトとの契約延長に前進か

アーセナルがイングランド代表DFベン・ホワイトとの契約延長交渉を進めているようだ。12日、イギリス紙『テレグラフ』が伝えている。

現在26歳のホワイトはリーズやブライトンでのプレーを経て、2021年夏に推定5000万ポンド(当時のレートで約76億円)の移籍金でアーセナルに加入した。初年度は右センターバック(CB)の主軸として公式戦37試合に出場すると、昨シーズンからはフランス代表DFウィリアン・サリバの復帰に伴い主戦場を右サイドバック(SB)に変更。在籍3年目の今シーズンはここまで公式戦33試合に出場し1ゴール2アシストをマークしている。

現行契約が2026年6月末までとなっているホワイトについて、アーセナルはかねてからさらなる契約期間の延長を画策。『テレグラフ』が報じたところによると、数カ月間に渡る話し合いを経て、交渉は現在「進んだ段階」に到達しているという。また、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、アーセナルとホワイト側との交渉が進行中であると強調。未だ合意には達していないものの、すべての当事者が新契約締結に向けた自信を深めているようだ。

アーセナルは昨シーズン途中から主力選手の引き留めに向けた動きを強めており、ここまでラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスや同FWガブリエウ・マルティネッリ、サリバ、イングランド代表FWブカヨ・サカ、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアらと新契約を締結。直近では日本代表DF冨安健洋とも契約延長間近と伝えられている。

直近のウェストハム戦(6-0○)ではボール保持時に中盤へ立ち位置を移す“偽SB”の動きを見せるなど、ミケル・アルテタ監督率いるチームにとって欠かせぬピースとなっているホワイト。冨安に続く形で契約延長への準備が着々と進んでいるようだ。

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