犬村小六氏の最新作『白き帝国』の特設サイトが開設 『とある飛空士への追憶』が期間限定無料公開

犬村小六氏の最新シリーズ『白き帝国』が、2024年2月19日にガガガ文庫より発売される。本作は異なる種族同士が争いを続けている世界で、すべての種族が共に暮らせる「白き国」を目指す、超大型ファンタジー群像劇。このたび発売に先駆けて特設サイトが開設されたほか、大増量された試し読みも先行公開を実施。さらに犬村小六氏による名作『とある飛空士への追憶』が、2024年2月19日までの期間限定で、まるごと1冊無料公開されている。

【あらすじ】

「全ての色彩を重ね合わせると、白になる。ぼくが作るのは、全ての種族がひとつにまとまった『白き国』だ」。異なる種族同士が争いをつづける葡萄海。頭部に猫耳を持つ「ミーニャ」族が支配するガトランド王国の第二王子トト・ガトランドはある日、敵対する黒薔薇騎士団から人質として送られた少女アルテミシアと出会う。はじめは心を閉ざしていたアルテミシアだが、トトや仲間たちとの交流を経て、徐々に笑顔を取り戻していく。しかし人間とミーニャの間には根深い差別意識があり、淡い恋心を抱きはじめたトトとアルテミシアにも残酷な運命が降りかかることに……。甲冑に身を包んだ騎士が率いる大軍、海原を埋め尽くす帆船艦隊、「仁」「義」「礼」「智」「忠」「信」「孝」「悌」の聖珠を持つ八剣士、瘴気機関を轟かす機械兵、高度五百メートル限定の「浮遊圏」を飛ぶ飛行艦隊――「とある飛空士」シリーズ、「プロペラオペラ」の犬村小六が圧倒的筆力で描く、かつて誰も見たことのない戦場と恋の物語。「いかなるとき、いかなるところ、万人ひとしく敵となろうと、あなたを守る楯となる」。唯一無二の王道ファンタジー戦記、開幕。

特設サイトでは15名を超える登場人物の紹介、各キャラクターの相関図、世界地図や戦艦といった本作の設定が公開されている。第1巻から500ページを超え、犬村小六氏が贈るファンタジー戦記の到達点とも謳われている『白き帝国1 ~ガトランド炎上~』は、ガガガ文庫より2024年2月19日発売。

©犬村小六・こたろう/小学館「ガガガ文庫」刊

【関連サイト】

『白き帝国』特設サイト

ガガガ文庫公式サイト

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