かつて東海道新幹線の車内に設置されていた「テレホンカード自動販売機」売ります!カードのレプリカや証明書もセットで

JR東海リテイリング・プラス(愛知県名古屋市)が、2024年2月19日(月)からJR-PLUS オンラインショップにて「テレホンカード自動販売機」を販売します。

かつて実際に東海道新幹線車内に設置されていたもので、販売の際は懐かしいデザインのテレホンカードのレプリカと、設置していた車両を記した証明書も付属するということです。

自販機の重さは約15.3kg、値段は29,800円(税込・送料込み)。今回の販売台数は20台の予定ですが、「早期に売り切れた場合は再販する可能性もございます」とのこと。

前面に販売中のテレホンカードを表示する「窓」が付いているのが特徴。鍵部分は別の部品に付け替えているため、車内に設置されていたときとは異なるそうです
新幹線100系・300系・700系などがデザインされた8種類のテレホンカードのレプリカ(紙製)
購入するテレホンカード自動販売機が設置されていたN700系の車両(編成及び号車)を記した証明書

東海道新幹線では開業翌年の1965年から車内に公衆電話を設置。その後のテレホンカードの普及にあわせ、車内のデッキ部分などにテレホンカード自動販売機を設置していました。そこで販売されるテレホンカードは新幹線の車両がデザインされていたものも多く、乗車記念で購入される方も。

しかしながら携帯電話の普及により列車公衆電話サービスの利用は減少、車内での携帯電話の利用も可能になっていたことから、2021年6月30日をもって新幹線車内における列車公衆電話サービスは終了しています。

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