E&Iクリエイション、AstrHoriレンズの取り扱いを開始

E&Iクリエイション株式会社はAstrHori社との正規代理店契約を結び、最初のアイテムグループとしてフルサイズ対応「50mm F2.0」「12mm F2.8 Fisheye」「50mm F1.4 Tilt」「85mm f2.8 Macro Tilt」「40mm F5.6」の合計5本の取り扱いを開始した。希望小売価格は以下のとおり。

Astrhori社は中国深センにあるレンズブランドで2018年に有名ブランドからスピンオフとして設立された。フルサイズや中判ミラーレス用の高品位なレンズを、リーズナブルな価格で提供している。

AstrHori 50mm F2.0

AstrHori 50mm F2.0は、フルサイズ対応のMFレンズ。外装は重厚感のある金属製で、操作感が心地よく、マニュアルレンズならではの操作の楽しさを感じることができるという。レンズ本体にはマークされていないが、実際の最大絞りは約F1.7で、開放時の写りはオールドレンズのような柔らかい描写が可能。ポートレート、ストリートフォト、料理、夜景、ペット撮影など様々なシーンで活躍できるという。また、絞りリングはクリック感のない無段階式で、動画撮影時に絞りリングの操作音を気にする必要がない。

AstrHori 12mm F2.8 Fisheye

AstrHori 12mm F2.8 Fisheye レンズは、フルフレーム対応の魚眼レンズ。185°の超広角を特徴とし、ユニークな視点と創造的な歪みを生み出す。その広い視野角は、旅行、風景、パノラマ、夜景などの撮影に適しているという。エルゴノミクスデザインの美しさと頑丈さを兼ね備え、オールメタル製の堅牢なボディと、最適なトルクに調整されたフォーカスリング、クリック付きの絞りリングが特徴。レンズ構成は8群11枚で、多層コーティングを施し、フレアやゴーストを抑制する。

AstrHori 50mm F1.4 Tilt

AstrHori 50mm F1.4 Tiltは、フルサイズカメラに対応したティルト撮影に特化したレンズ。レンズの鏡筒部のロックを緩めると、最大で15°まで傾けることができ、360°回転させることが可能。ティルト機構により、さまざまな被写体に対応しながら、自由な構図を確保できる。レンズ構成は6群7枚で構成されている。絞り羽根は12枚を採用、開放から画面全体で円形度の高い美しいボケを実現し、撮影距離を問わず優れた解像感を実現しているという。

AstrHori 85mm f2.8 Macro Tilt

AstrHori 85mm F2.8 Macro 1:1 Tiltは、ティルト・レボルビング（回転）機構を搭載したフルサイズセンサー対応の中望遠マクロレンズ。APS-Cモードでは通常のマクロ撮影に加えて、チルト機能を活用することでさまざまな撮影表現が可能。レンズ構成はEDレンズを2枚含む8群11枚が採用されている。ティルトは最大±8°まで調整可能であり、小さな被写体やジオラマ撮影において独特の効果を発揮するという。

AstrHori 40mm F5.6

AstrHori 40mm F5.6 Mは、高屈折率レンズ2枚とEDレンズ1枚を含む5群7枚の構成であり、高画素カメラにも対応する距離計連動可能なライカMマウントレンズ。フルサイズ以上のイメージサークルで余裕があるため、マウントアダプターを介して、中判の44x33規格のイメージセンサー搭載機（富士フイルムGFXシリーズ、ハッセルブラッドXシリーズ）で使用できる。さらに、距離計連動カムを調整できる仕様により、より正確な距離計測が可能。