愛犬もしてるかも?ワンコが『自信に満ち溢れているとき』に見せる仕草や行動3選

犬が「自信に満ち溢れているとき」に見せる仕草や行動

自信に満ち溢れた犬は、常に堂々とした態度です。威張っているわけではありません。恐れたり、緊張したり、(どうしたらいいか分からなくて不安)という感情になることがほとんどないのです。

体が小さくても自信に満ち溢れた犬もいますし、体が大きくても怖がりな犬もいます。自分よりも大きなものに立ち向かっていく勇敢な犬もいれば、自分よりもうんと小さなものに怯える犬もいます。

もともとの性格もあるかもしれませんが、基本的には育ってきた環境、与えられたもの、経験したことが自信に繋がっていきます。

自信に満ち溢れた犬は、大型トラックとすれ違って怖かったという経験や、苦手だったグレーチングを飛び越えることができたという経験など、様々な経験を積んできているのです。

また、成功体験だけではなく、失敗したということも、犬にとっては大切な経験になります。何が安全で、何が危険なのか、どのように行動すれば安心なのかということについて、様々な学びから理解しているのでしょう。

犬が「自信に満ち溢れているとき」に見せる仕草や行動について、ぜひ一緒に確認しておきましょう!

1.他犬を積極的に遊びに誘う

犬が自信に満ち溢れているとき、他犬を積極的に遊びに誘うことがあります。

(遊びに誘って嫌がられないかな…断られないかな…)というような不安がないのです。積極的に誘った相手が怖がりな犬であるときもありますが、自信に満ち溢れた犬は、他人を遊びに誘うことも上手です。

相手が不安そうにしていれば、伏せをした低い体勢で待つことができます。おもちゃを引っ張り合うときも優しく引っ張り、負けてあげることもできます。

これまでの経験から自信に満ち溢れているため、相手の気持ちを読み取り、相手の立場になって、相手のペースで遊ぶことができるのです。楽しく遊ぶための方法なのでしょう。

2.吠えずに相手の目をジッと見つめることで威嚇する

犬が自信に満ち溢れているとき、吠えずに相手の目をジッと見つめることで威嚇することがあります。

訪問先で、門や玄関の前にいる犬に吠えられる、ということはよく聞きますよね。警戒し、自分の縄張りを守ろうと吠えるのです。敵を追い払おうとしていているのです。

自信に満ち溢れているときの犬は吠えません。相手の目をジッと見つめ、立ち去るのを待ちます。目を見つめることで「立ち去れ!これ以上は近づくな」と警告しているのです。

そんなこととは知らず、玄関先の犬に「可愛い~♡」と警告を無視して近づけば、吠えることもありますし、飛びかかったり咬みついたりすることもあります。

他所のお宅の犬には、どんなに可愛くても、どんなに犬を好きでも、安易に近づかないようにしましょう。

3.他人や他犬に気を取られることなく歩く

お散歩中、犬が自信に満ち溢れているとき、他人や他犬に気を取られることなく歩くことができます。

他人に声をかけられたとき、チラッと視線を向けることはありますが、止まることなく歩き続けます。お散歩を楽しんでいる最中だからです。

他犬に吠えられたときは、チラッとも視線を向けません。相手を威嚇する気も攻撃する気もないため、相手を興奮させないようにと、目を合わせないようにしているのです。

お散歩中は、様々な刺激を受けるものですが、けたたましく鳴り響くサイレン音にも驚かされることなく、地面のニオイを嗅ぐことに集中できるのも、自信に満ち溢れているからこそです。

まとめ

犬が「自信に満ち溢れているとき」に見せる仕草や行動を3つ解説しました。

  • 他犬を積極的に遊びに誘う
  • 吠えずに相手の目をジッと見つめることで威嚇する
  • 他人や他犬に気を取られることなく歩く

犬が安全に安心して暮らすためには、自信に満ち溢れていた方がよいです。様々な経験をさせること、成功体験を積ませることが、犬の自信に繋がります。

経験が少なく、失敗を叱られてばかりいる犬は、自信を持つことができないどころか、自信を失ってしまいます。何事にも興味を持てなくなり、無気力な犬になってしまうことがあります。

ほんの些細なことでもいいので、褒めることで成功体験をさせてあげましょう。必ず愛犬の自信に繋がります。安全と安心、体と心の健康、健康寿命と長生きにも繋がることだと思います。

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