”世界床屋遺産”と名乗る不思議な理髪店。温泉街で見つけた時が止まったようなレトロスポット|鳥取県三朝町

三朝温泉街にある「梶川理髪館」

鳥取県三朝町の温泉街にある「梶川理髪館」は、
”世界床屋遺産”を名乗っている不思議な理髪店。
今回は、不思議な理髪店を見学させていただきました!

店内の様子

店内はとってもレトロ。
早速、店主の方が説明してくださったのは、
100年から150年前にアメリカで使われていたシェービングマグ。髭剃りの時に泡を立てるために使います。

当時のアメリカの理髪店では、お客さんがシェービングマグをキープしており、移民など文字の読めない人でも分かるように、名前だけでなく絵で持ち主が分かるようになっていたそう。
絵には、その人の職業が描かれることが多く、馬車の絵がたくさん!時代を感じます。

店主のコレクション

壁にかかっていたのは18世紀から19世紀ごろの髭剃りに使ったお皿。
くぼんでいるところに顎をあててひげを剃るらしい。

18~19世紀のオランダ製

伊万里焼

中には日本の佐賀県の伊万里焼のものもあり、これは江戸時代東インド会社を通じてヨーロッパに輸出されたものだそう。

このコレクションも店主の方が一人で集められたそう。本当にすごい!

気軽に体験できる「ヘッドエステ体験」

今回は、観光客のかたにも気軽に楽しんでほしいとはじめられた、ヘッドエステも体験してきました。
温かいタオルで頭をマッサージしてもらい、最後に出てきたのは、ペッパーミルみたいな手動式あんま器。大正時代のものだそうです。

ヘッドエステなのに、上半身全部ほぐれました!
皆さんも、少し立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

↑動画でもご覧になれます↑## お店情報

「梶川理髪館」
住所:鳥取県三朝町三朝903-3
電話:0858-43-2126
営業時間:9:00~18:30
定休日:月曜・第三火曜

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