香川県内の養鶏場で鳥インフルエンザの発生が確認されたことを受け、県は、13日から農場に対して消毒用の石灰の配布を開始しました。
このうち、愛媛県伊予市内の農場には13日朝、20キロ入りの袋に詰められた消毒用の消石灰およそ170袋が運び込まれ、まず、県の職員が到着したトラックのタイヤを消毒しました。
その後、運送会社の従業員がフォークリフトを使って、石灰の袋を次々と下ろしていました。
(県中予家畜保健衛生所・谷修所長)
「愛媛県も過去に(鳥インフルが)出たことがあるので、いつ出てでもおかしくないということを心の中に留め過ごしてもらいたい」
(南伊予養鶏・氏兼盛昭社長)
「毎年のことなので。冬場になったら緊張する。普段通り食べてもらえればいいと思うし、スーパーの棚からタマゴが無くなる、というようなことだけは避けたい」
県は、ニワトリなど100羽以上を飼育する、県内114の農場に対して、あわせておよそ5000袋の消石灰を14日までに配布し、その後、今月16日から5月末まで法律に基づいた「消毒命令」を出す方針です。