鬼姑「息子に似た子を産め」嫁が出産後「あんたに似て可愛くない!」→ あまりの暴言に涙。次の瞬間!?

孫が生まれたと聞き、突然病室にやってきた姑。産後間もないAさんは、驚きを隠せませんでした。さらにはとんでもない発言を繰り返し、最悪の雰囲気に……。今回は、筆者の友人Aさんから聞いた実体験エピソードをご紹介します。

孫の顔を見て一言

Aさんが第一子を出産した時の話です。孫が生まれたことを病院に確認した姑は、すぐさまAさんの入院している病室に登場。この時、産後3時間ほどしか経っていませんでした。

そして、姑はAさんに労いの言葉をかけるどころか、孫の顔をジーっとなめるように見て、こう言ったのです。

「この子、あんたに似て可愛くないわね! 息子に似た子を産めって言ったじゃない!」

このあまりにも身勝手すぎる言葉に、Aさんはとてもショックを受けました。

同じ女性であれば、出産がどれだけ大変なことか分かっているはずなのに、どうしてこんなに酷いことが言えるのか……Aさんは、ただただ悲しくなりました。

妊娠中から嫁いびり

実はAさん、妊娠中から姑に色々とプレッシャーを掛けられてきました。

「息子に似た男の子をお願いね」

「あなたはうちの嫁。孫はうちの孫よ。産後は実家に帰らせないわ」

など、普通の人なら耐えがたい意地悪にも、Aさんはジッと耐えてきたのです。Aさんは姑が怖いので、産前産後は里帰りをしないことにしましたが、大失敗だったと思いました。

さすがに産後くらいは、あの姑でも祝福してくれるはず……そう思ってここまで頑張ってきましたが、姑の言葉に、Aさんは涙が溢れてしまいました。

夫よ……ありがとう!

そんなAさんに、姑は「いいかげんにしてよ。泣きたいのはこっちだわ。早く次の子をお願いね」と呆れ顔。

ここで、この一部始終をAさんの隣で眺めていた夫が、ついに口を開きました。

「もう限界だ! 孫や嫁を大事に思えない奴なんて、母親とは思えない!」

夫の家庭では、家族みんながワガママ姑のいいなりでした。機嫌を損ねると癇癪を起こし、面倒なことになるからです。だから、夫も今まで姑にはずっと我慢をしてきました。

しかし、孫を嫌い、産後間もない妻に暴言を吐くなんて、さすがに我慢の限界でした。夫は「部屋から出て行ってくれ。もう俺と家族の前に現れないでほしい」と、姑と縁を切ることを宣言したのです。

これには、息子溺愛の姑は大慌て! 「なんでよ! 全部嫁が悪いのよ! 孫なんていらないから、息子を返しなさいよ!」と病室で騒ぎ出したので、産院のスタッフに外へ連れ出されていきました。

それ以来、姑とは一度も会っていないというAさん。もちろん一生許す気はないそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる

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